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国内と海外の旧式商用車を紹介

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Route★ZERO

Author:Route★ZERO
【海外在住】
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2 コメント

アメリカの夏休み

猛暑日が毎日つづきますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
お酒好きの方は 「生ビールが一層おいしく感じられる気候」 となりましたね。

Santa-Monica_3rd_Street_Promenade_1.jpg
今年はアメリカに滞在する機会に恵まれ、日本の酷暑から少しばかり回避しています。
現在のロサンゼルスは日中の日差しは強いけど、朝夕は快適にジョギング出来るくらい過ごしやすい毎日です。

Monica_3rd_Street_Promenade_2.jpg
こちらの学生はただ今夏休み期間中で、繁華街ではショッピングを楽しむ人、郊外ではアウトドアレジャーを楽しんでいる人など、普段よりもティーンの姿をよく見かけるようになりました。

ティーンエイジャーのファッションに注視すると、西海岸ではTシャツにデニム素材のショートパンツスタイルが一般的で、昔にくらべると極端に太った人はあまり見かけなくなった印象です。

Monica_3rd_Street_Promenade_3.jpg
男の子たちはTシャツ+丈パンツにリュックを背負うスタイルが一般的で、男女とも基本スタイルを統一しつつ、色や細かいディティールの部分で差別化を図っているようです。(画像の男の子は20代前半かも)

Festa_Beer_Truck_1.jpg
アメリカの夏も日本の夏と同じで、地方都市などで様々なフェスタやイベントが
週末に行われています。

一般的には中央の広場に音響設備の整ったステージを設営し、歩行者天国になった道路沿いにはフードトラックや屋台が立ち並び、ファストフードや雑貨類を売っているのが基本スタイル。

そこには家族連れや犬を連れたお父さん、仲間同士でおしゃべりしている若者の姿を見受けられます。(画像はノースカロライナ)

生ビールを思いっきり飲みたい人も安心してください。
特設ビール売り場もちゃんと準備されています。

Festa_Beer_Truck_2.jpg
ビール売り場のレジの裏には巨大なビールサーバーがあり、
いろんな種類のビールに対応すべく、10以上の蛇口が取り付けられていました。

Festa_Beer_Truck_3.jpg
実はこの巨大なビールサーバーの正体は 「トレーラー」 なんです。
トラックの種類を言い表すならば、「移動式ビールサーバー車」 と呼ぶのだろうか・・・
いかにもアメリカらしい光景です。

ちなみにトラクターの車種は 「International 4000 series」 
1989年から2001年頃に製造されたモデルで、今では後継機種のInternational Durastarに代替えされ、見かける機会が少なくなってきました。

Los-Angeles_110_Free_way_1.jpg
話は変わりますが、
ちょっと前の西海岸といえば、1970年代のアメ車やピックアップが結構街中を走っていたけど(ボロボロの車が)、最近ではあまり見かけなくなり残念です。

これまで低賃金で働くヒスパニック系労働者がボロ車を乗っていたんだけど、今は壊れなくて燃費のいい日本車のエントリーカーなどを普通に乗っていたりするし、Uber(自動車配車アプリでの配車サービス)が充実しているおかげで安価で送迎してもらえたりと、車の所有環境もどんどん変化しています。

画像のToyota Supraもアメリカではなかなか見かけませんね。

Los-Angeles_110_Free_way_Peterbilt_359.jpg
ハイウエイを走行する大型トラックも 「エアロフォルム系のボンネット型」 ばかりで
個性がなく、画像の 「Peterbilt 359」 など、各社の1970年代車は絶滅寸前の状況。

Los-Angeles_Mack_R.jpg
1990年頃まで生産されていたMack Rシリーズ(画像はRD)でも、すでに代替わりをしていてほとんど見掛けません・・・

車にしても消費者にしても、どんどん若い世代が台頭してくるようになるのは嬉しいのですが、古い世代が日常から消えてしまうのはいささか寂しいものですね。
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コメント

住職 2016/08/21 07:13  編集 URL

ZERO様
こんにちは

アメリカでのご休暇
羨ましいかぎりです。
当方、今年から全く畑違いの仕事に従事してまして、生涯初の夏季休暇無しを経験しました。
さてさて、アメリカのトラックは映画なんかを見てるとL6ターボばっかに感じるのですが、実際はどうなんでしょうか?
エアロフォルム一辺倒のデザインは乗用車でもそうですし、時代の趨勢とやらで諦めるしかないんでしょうね...
Route★ZERO 2016/09/20 14:17  編集 URL

住職さま
アメリカではトラック用のエンジン/ミッションメーカーがあり(デトロイトディーゼル、カミンズ、キャタピラー等)オーナーは自由にエンジンやミッションを組み合わせてオーダーすることが可能です。

時代的にも環境規制、燃費規制がどんどん厳しくなっているので、ダウンサイズターボのL6+過給機の組み合わせは無難な選択といえるでしょう。

乗用車の方も厳しさが増しており、一定の販売台数に対して電動化した車(P-HEVやEVなど)を売らないと罰金が科せられます。 

行き過ぎた環境規制については良い面もあるのですが、お客様の負担も増えるので難しい話ですね。
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