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【Isuzu TXD】 タイでは今なお現役

いろんな国に行く機会があり、最近では9年ぶりにタイ(バンコク)に行ってきました。
タイに行かれる方は人それぞれ楽しみ方がいろいろありますが、私の場合は乗り物系を楽しむこと。

2017_Thai.jpg
バンコク市内の渋滞は相変わらず解消していませんが、BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)などは安くて便利ですし、バスやバイクタクシーなどそれなりのリスクがあるものの手軽で安い。 いろんな交通手段を使えば自由自在にどこでも行けます。

2017_Thai_Isuzu_TX_1.jpg
9年前のバンコクは70年代のトラックが沢山走っていましたが、久しぶりに訪れるとトラックの更新が進んでいて、街中や高速道路で見るトラックは最近のモデルばかりで面白みがありません。

たまに見かけるのが個人所有と思われる使い込まれたいすゞTXD系のボンネットトラックくらい。

2017_Thai_Isuzu_TX_2.jpg
仕事でバンコク市内を移動中に「いすゞTXDトラック」の”ねぐら”を発見したので、休日にトゥクトゥクやバイクタクシーを駆使して訪問してみました。

そこは高速道路の高架下を利用した駐車場で、周辺一帯は運転手などが暮らしているスラム街が広がっており、掘立小屋のような住居と住民相手に商売をしている店舗が沢山集まっているような場所なので、外国人観光客は居るわけありません。 

当然トラックの写真を撮っている私は異質な存在です。

2017_Thai_Isuzu_TX_3.jpg
こちらの「いすゞTXDトラック」はタイで伝統的な装飾を施した車両です。
画像では分かり難いけどドアレスの木製キャビン仕様となっています。

「何故いすゞTXDトラックが多いか?」 という疑問が湧いてくると思いますが、タイにおけるいすゞの事業は1956年よりスタートし、当初は完成車の輸入ビジネスでしたが、1963年にタイ政府の自動車国産化政策を受けて自動車組み立て工場を建設し、
セミノックダウン方式で日本から部品を輸入してトラックの組み立てを開始しました。

その時に生産されたの車体がTXDトラックで、タイ政府の政策もあって半ば国民車的な位置づけになったのだと思います。 サードパーティ業界も純正品より安くパーツを供給してくれているのでTXDトラックは現在も生き延びてこられた訳です。

2017_Thai_Isuzu_TX_4.jpg
タイでセミノックダウンされたいすゞTXDトラックはキャビンレス(フロントウインドとスカットルのみ装着)だったようで、ルーフやボディ周辺は木製のパーツを装着している車両が基本となるます。

装飾はタイの宗教や寺院などをモチーフとしていて、幸福と安全と商売繁盛などを願ったものだとか。

2017_Thai_Isuzu_TX_5.jpg
こちらのTXDはドアパネルが装着されており、LEDライトやミラーを多数装着した近代手法の飾りで仕上げられています。 全長が短いのでダンプ仕様かもしれません。

この日一番美しいTXDトラックでした。

2017_Thai_Isuzu_TX_6.jpg
TXDトラックの日本生産は1970年代に終了しましたが、タイでは80年代も生産が続けられフロントフェイスもスクエア顔に変更されました。
グリルに取り付けられたいすゞマークは矢羽タイプになっています。

2017_Thai_Isuzu_TX_7.jpg
このTXDトラックのディティールを観察することにします。

2017_Thai_Isuzu_TX_8.jpg
後ろ周りは、追突時の車両潜り込みを防止するリヤバンパーやサイドバンバー、マーカーライトなど未装着で、交通弱者に対しての安全は全く考えられていません。 

2017_Thai_Isuzu_TX_9.jpg
ヘッドライトの光軸も大変なことになっていますが、気にならないのですかね。
それから、リベットを沢山つかった装飾をしているのが何故かTXDトラックだけというのも気になります。

タイ語が話せればドライバーにインタビューしたいのですが、英語で話しかけても微笑むだけでした・・・

2017_Thai_Isuzu_TX_10.jpg
最後は運転席周りです。

運転に必要最低限のメーターとスイッチのみのシンプル仕立て。 キャビンの木製はもちろんのこと、シートも木製にクッションを敷くだけのもので、もうベンチに座って運転するような感覚です。 背もたれの角度(トルソ角)は垂直ですし、こんな車両を運転しているドライバーの体が心配になりますが、これからもTXDトラックと共に頑張ってほしいです。
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| Isuzu | 14:54 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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【いすゞエルフハイルーフ】 登場が早すぎた配送車の革命車

先週に引き続き2013年10月7日(日)、お台場で初開催された”お台場旧車天国”で気になった”いすゞエルフ ハイルーフ”をご紹介いたします。

以前に当ブログでも取り上げたことのある車両ですが、少々写真写りが悪かったので以前から取り直したいと思っていました。

いすゞエルフハイルーフ

Isuzu_Elf_Hiroof_1.jpg
1968年にフルモデルチェンジした2代目エルフをベースに、日本車初のウォークスルーバンとして「ハイルーフ」を1970年に発売。 ボディタイプは標準幅でショートボディの後輪シングルタイヤ車(TLD23VS)と、画像のワイド幅でロングボディの後輪ダブルタイヤ車(TLD53VS)の2種類を用意。

運転席と荷台がつながり室内高が1,745mmあるおかげで車内でのウォークスルーも簡単という特徴を持っているのですが、あまりにも斬新すぎたためか配送業界や小売業にはあまり売れなかったようです。

1971年当時の車両価格はベースとなったエルフ250トラック(TLD53)が103万円で、エルフハイルーフ(TLD53VS)が133万円とベースに対して33万円の価格アップ。
アルミ製の専用ボディと償却台数を考えると、許容範囲な価格設定だと感じます。

Isuzu_Elf_Hiroof_2
荷室に目を移すと、用途に合わせて棚などを設置すれば使い勝手が良さそうです。
この車両は荷台の上にも巨大なキャリアを載せており、かなり多くの荷物が詰め込めるようになっています。

以前はローマ岩島という服飾関係業者で使われていた車両のようです。

Isuzu_Elf_Hiroof_3
撤収作業を行っていた所有者に車の入手経緯を訪ねたところ、

「80年代に倉庫代わりに購入した、見た目はアレだけど昔は綺麗だったんだ」
「当時の写真があるから見せてあげる」

サンバイザー付近から取り出した写真を見せて頂くと、入手した頃の姿がありました。
(上が倉庫代わりの時代と思われ、下が路上復帰した頃の写真)
目立つ車体色と独特のスタイルから、行く先々での注目度は抜群だそうです。

”生きた化石”と表現するのは失礼かもしれませんが、貴重な産業遺産として今後も車のイベントに顔を出してほしいです。

| Isuzu | 10:54 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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【いすゞV10SS後期】 駐車場所を変えたの?

今月は仕事で栃木県に行く機会が多く、週1度のペースで足を運んでいます。
栃木に行くと必ず通る道路があるのですが、そこを走行していると田んぼ脇の駐車スペースに年代ものの大型ダンプを発見。

Isuzu_V10SS_Tochi_1D.jpg
1979年から1983年にかけて発売されていた”いすゞV10SSダンプ”の後期型。 デフ形状を確認すると大型ダンプでは定番の6×4駆動の10.5トン積モデルです。当時のいすゞ大型トラックにはペットネームが付いていなかったため、エンジン呼称である「ニューパワー」と呼ぶ人が一般的で「V10SS」「V12SS」と呼ぶ人はマイノリティですが、カタログ等の表記は後述の名称を使っています。

ところでこのダンプ、以前は所有している会社の事務所敷地内を寝床としていたのですが、ちょっと離れたこの地に駐車していました。(3度目撃)
増車等で押し出されちゃったのか!?

最終モデルでも30年は経過するモデルだけに、同県でのダンプはこれ一台しか現存車を知りません。 この型も更新されて尽くし、貴重な現役車となってしまいました。

Isuzu_V10SS_Tochi_2D.jpg
この後期型の顔は整形手術が大成功したモデルで、一部では”ロボット顔”と呼んでいる人がいるとか。 直線基調のフロントグリルとハンパーを装着し、ウインカーは日野のようなタイプを採用。 また、速度表示灯にはカバーが取り付けられるといったシャープなイメージになっています。

マイナーチェンジ前の中期型モデルは”ゴリラ顔”と呼ばれ、実に田舎臭いフロントマスクをしていましたね。
http://route0030.blog.fc2.com/blog-entry-103.html

Isuzu_V10SS_Tochi_3D.jpg
フロントに比べるとリヤ周りは使い込んだ感じが目立ちます。
大型ダンプの2連アローテールランプは珍しいですね。
小型・中型車から部品取りしたのかも。

Isuzu_V10SS_Tochi_4D.jpg
こちらは5年前に撮影した同一車。
この時はキャビン周辺の塗装が傷んでいましたが、今はメイクアップを施して若返った印象になっていますね。それと足回りも昔はチューブタイヤとステップリング付ホイルでレトロ感を感じます。


【Isuzu V10SS(K-SSZ)】
推定年式 1978-1979年

■1967年、大型フルキャブオーバー車としては2世代目モデルに更新される。
固有名称は与えられず、TD/TP/TM等の形式名でボンネットトラックと併売された。
■1970年、12L 直噴E120型エンジン(250ps)を搭載しパワーアップを図ったTMK-E型が登場。
■1974年、高速・高出力化に対応した直噴12.5L 10PA1型(295ps)SR系「ニューパワーV10」エンジンが登場し、ニューパワーZエンジンを含めてエンジンバリエーションの拡大が行われた。

■1972年、最初のビッグマイナーチェンジが行われる。260psにパワーアップしたE120エンジンは新たに「ニューパワーZ」の愛称が与えられると同時に、キャブは基本スタイルをそのままにフロントオーバーハングを延長したレイアウトに変更され(キャブの搭載位置を前側に移動)フロントスクリーンはセンターピラーレスの一枚ガラスへ変更。その他フロント周りのデザインを変更しグリル、バンパー等の変更やドア下のステップも大型化された。

■1976年、大型ラジエーターグリルを装着した「ゴリラ顔」にマイナーチェンジ。
車体側は安全性と耐久性の改善が図られる。

■1978年、ライバルメーカーの出力競争に対向した高出力エンジン「V10SS」を追加。
最高出力320psを誇るエンジンは当時のクラス最強で、セールス上の大きな武器になった。

■1979年、2度目のビッグマイナーチェンジが行われ、昭和54年 排ガス規制に対応した新モデルに切り替わる。
フロントフェイスは直線基調のデザインになり、4本のグリルバー等によりスッキリした印象になる。
助手席側のドアには安全窓が追加され、テールライト等の灯火類も視認性の高い形状に変更された。

■1982年、山間地などの急坂路を走るダンプユーザーから寄せられたパワーアップのニーズに応え、V型12気筒エンジンを新開発。搭載された12PB1型エンジンは、総排気量16,826ccのキャパシティから350psのハイパワーを発揮した。

■1983年、新大型トラックの810が登場。

絶滅度 ★★★☆☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★☆☆☆
状態  現役車
撮影地 栃木県
撮影日 2013年6月
 

| Isuzu | 14:24 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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【いすゞTXD50】 高度経済成長期の定番トラック

昭和30年から48年にかけて、日本の経済成長率は年平均10%を超える高度成長を続け、国民総生産(GNP)はアメリカに次ぐ第2位まで達し、この18年間を一般的には高度経済成長期と呼ばれています。

この高度経済成長期を代表するトラックといえば、いすゞTX型ボンネットトラックを思い出す人が多いと思います。道幅が狭くて曲がりくねった道路での輸送(原木運搬やダンプ等)を中心に活躍したトラックはもちろんのこと、消防車両であればTXG型は定番ですし、ボンネットバスのBX型も有名です。

そんなTX,TXD型トラックですが、現代では現役車両を見ることはほとんどなく、中古車両はタイなどの東南アジアに渡ってるし、廃車体の一部はボンネットバスのレストア用のドナーになったりと、目にする機会がないのが現状です。

Isuzu_TXD50_Tochi_1.jpg
栃木県のある資料館にはいすゞTXD50型6t積トラックが展示されています。
(展示といえるのかな?)

小回りの利く6t積車という性能を持ったTXD50型は、現役当時、この周辺で採掘される石を運ぶのに使われていたらしく、レストアされることなくドアやアオリには業者の名前が残ったままになっていました。

不思議に感じたのは車体の汚れ方。草ヒロのような汚れ方と違って、泥を被ったような汚れ方をしているのですが、何でこんな汚れ方になったのでしょう。

Isuzu_TXD50_Tochi_2.jpg
サイドビューから見ると、前後タイヤサイズ8.25-20と大きく張り出したフェンダーに対し、キャビンの小ささが気になりますが、運転席の乗降に関してはキャブオーバー車よりもドライバーにやさしいですね。

Isuzu_TXD50_Tochi_3.jpg
この型について詳しく書かれた資料は見た事が無く、年式判断する基準が曖昧ではありますが、1969年から1972年にかけてのTXD50型だと思います。この年代のエクステリアの特徴は、4灯式ヘッドライト下のポジションランプが廃止されている点と、フラッシャーランプ(ウインカー)が丸型になっている点から推測しました。

Isuzu_TXD50_Tochi_4.jpg
以外だったのは丸型テールランプを採用していたこと。 時代的には丸型テールは一般的だったのですが、自分が持つボンネット型のイメージと違いました。

この車両、見た目はアレですがちょっと整備すれば動きだしそうです。


【Isuzu TXD50 6t積】
推定製造期間 1969-1972年頃


■1959年10月 東京モーターショーで新型のいすゞTX型トラックを発表。
「近代的なスタイル!合理化された機能!信頼性をますます高めた」と謳ったこのTX型は新型キャブの採用でイメージを一新、ボンネットはアリゲーター式が採用されエンジン点検エンジンメンテナンス性が向上。また、燃料補給の方法が大きく変わり、それまでは戦後の燃料の盗難防止からキャブ内シート下に給油口があり、ドアを開けシート部分から給油したが、新型TX型ではキャブ右ドア後部に給油口が移り、スタンドでのスピードアップ化が図られた。

エンジンは直列6気筒DA120型ディーゼル6,126cc・125psと直列6気筒GD150型5,654cc・145psガソリンを搭載したトラック(TXG型)は完全な受注生産であった。また6t積ディーゼル車には空気バネ付トラックが用意されている。5t積車はホイールベース4.3mのTX551型と4.0mmのTX541型をラインナップ。6t積車はホイールベース4.3mのTX552型と4.0mのTX542型をラインナップ。

■1962年10月 TX型トラッックに改良を施しディーゼル車はTXの後にDが加わってTXD型に、ガソリン車はTXG型に変更された。外観上の大きな変化はフロントウインドーが“ラップアラウンドグラス”と呼ばれる1枚曲面ガラスになり、キャブルーフ部分が張り出し、下向きルーバーが加えられキャブ上部にエアーダクトが加えられたことで快適性が増した。

DA120型ディーゼルエンジンは125psと性能的には変更がないものの、オイルパンやオイルポンプを強化。このとき発売されたのは、6t積のTXD50型、TXD40型と、5t積のTXD30型、TXD20型および3t積のTXD10型。

■1963?1964年? TXD型とTXG型トラックのマイナーチェンジを実施。
フロントマスクは2灯式のヘッドランプから4灯式に変更され、それに伴いグリルも変更。

以後、フラッシャーランプ、ポジションランプ、いすゞマークの変更を受けならが1979年頃に国内販売を終了。1980年代以降は東南アジア方面へ輸出していた。


絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 栃木県
撮影日 2013年6月

| Isuzu | 13:56 | comments:22 | trackbacks:0 | TOP↑

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【いすゞSPZとSKW】 草に埋もれた特殊ダンプ

ここ1ヶ月、会社の歓送迎会、定年祝い、単なる飲み会が続き金欠状態。
欲しいものもグッと我慢。カメラを持って遠出するのも我慢の毎日。

というわけで、膨大な撮影画像の中から適当に選んだ車両をご紹介。

Isuzu_SPZ_2.jpg
まずは福島県の山奥に放置されている「いすゞゴリラ顔の公道外専用ダンプ」

見てわかるとおり、一般的なダンプトラック対し、分厚そうな鉄板で強度を高めたベッセルが目を引きます。最大積載量は15tクラスだとおもわれ、どこかの鉱山で使われたのか、はたまた大型工事で使用されたのかわからないけど、現役を退いてからかなりの時間が経過しているようです。

キャブの後方には、取り回し方法がユニークなマフラーが見えますが、超大型ダンプのようにベッセルに排ガス通路を設け、排ガスの熱でベッセルに土砂がくっつかない(凍らない)ようにしているのかも。(ちゃんと見ておけばよかったと後悔)

駆動方式は6×4みたいなのでSPZ系でしょうか。
公道外専用だけあって、サイドバンパーは無いですね。

Isuzu_SPZ_1.jpg
こちらは北海道の牧草地で見かけたいすゞSKW系(6×6全輪駆動)

前輪駆動用のデフがあるため、ゴリラ顔のキャビンは若干ハイキャブになっています。
このハイキャブにした全輪駆動車は、除雪車などで見かける4×4なども含めてもあまり見ないような気がします。
この当時、いすゞの全輪駆動トラックは、実績のあるボンネット型のTWD(6×6)やTSD(4×4)の方が売れていたのかもしれませんね。

積荷は牧草でしょうか。所有者が継ぎ足したと思われる深アオリもいい味出しています。

| Isuzu | 23:34 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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