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【Goliath GD 750】 ドイツの三輪トラック 「ゴリ」

Goliath GD 750 1
日本の戦後復興期においてダイハツ、マツダ、クロガネ等が相次いでオート三輪を投入。
構造がシンプルでランニングコストが安い点が歓迎され、高度成長期の近距離輸送の手段として選ばれていました。

世界で見ても、進展国のインドでは「オートリキシャー」、タイでは存続の危機にある「トゥクトゥク」、イタリアでは「べスパ Ape」、中国は把握出来ない数のオート三輪があります。

今回スポットを当てたのはドイツのゴリアート。
海洋に住んでそうな生物に見えてしまう不思議な乗り物は、スケールモデルなどで売られていることもあって、見たい車の一つでありました。

本当はピックアップタイプを見てみたかったのですが、このバンモデルのWoodiは博物館所有ということもあってレアな木製ボディを架装しています。
専用金型でのボディ製作は架装メーカーの体力的に厳しかったようで、ウッドパネル側面に補強用の木材を組んで手軽で安く製作しているようです。
日本では湿度の関係で厳しいのかもしれませんが、乾燥したヨーロッパでは十分実用に耐えたのでしょうね。

Goliath GD 750 1


【1953 Goliath GD 750 Woodi】
推定製造期間 1949-1955

2ストローク2気筒の396ccエンジンを搭載し14.5psを発生、最高速度は50km/h程出ていたようです。
ノーズが長い分、ホイールベースは2950mmと長いものの、最小回転半径はフロントタイヤの切れ角が大きいので悪くはないように見えます。
そのフロントの足回りは片持ち構造で、他国のオート三輪では見られないタイプです。

絶滅度 ★★★★★
満足度 ★★★☆☆
状態  展示車両
撮影地 ドイツ フランクフルト メッセ
撮影日 2009年9月


Goliath GD 750 3
かわいらしいスケールモデル
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| Germany trucks | 23:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【日野 HH 重量物用トラクタ】 King of 旧型トラック

Hino HH-1.jpg
北海道で車のナビをセットすると、最短ルートではなく住宅街のちょっと遠回りするルートを導き出した。
「古い車の発見はなさそうだが、まぁナビが薦めているルートを通るか・・・」
という軽い気持ちで車を走らせていると、住宅街の中にある整備工場に超大物が潜んでいました。(芸能界で例えるとスーパースター)

おおっ日野HHトラクタ!!

日野ハイキャブという別名の通り、キャビンをハイマウントさせて迫力は満点!
アメリカンスタイルを更に高めるかのごとく、バイザー形状はアメリカ風だし、メッキバンパーと相まって実用一辺倒の中にも質感の高さを感じさせられます。
ナンパーの位置がグリル内に取り付けられているのは珍しいですね、通常であればバンパーの開口部下に取り付けてあるので、ナンバーを引っかけたときの変形を回避したんでしょうか。

Hino HH-2.jpg
サイドビューを見てみると、フロントオーバーハング(バンパーからFRタイヤセンター)が長くなっているので後期型と言う事が分かります。このため乗降する際はベッド窓側から登れるようにしておりフェンダーを改修してステップを追加しています。
デッキにセットされたスペアタイヤは、この車両のオリジナルでしょうね。
お約束の竹ホウキが見えることから牽引するのは重機を運搬するトレーラーではないかと思います。

Hino HH-3.jpg
リヤ周りですが、フェンダーは後ろまでカバーしておらずタイヤは丸見えです。
装着しているのは雪路用のスノータイヤっぽいですね。


【Hino HH341(後期型)】
推定製造期間 1977-1979年頃

大型トラックのモデルチェンジに伴い、1969年に6x4のHHは新しいキャブを採用して登場。
1971年に燃費とパワーで優れた性能を発揮する直噴ディーゼルの“赤いエンジン”を搭載し、このときに初めてキャビンをハイキャブ化させたのでした。
1976年にはマイナーチェンジを行い、キャブの搭載位置をフォワード化、ウインカー形状の変更とHHエンブレムがグリル側へ移されています。
更には1977年にV8 OHVのEF700型 330psのエンジン搭載車を追加したものの、
4x2の日野HEが積んでいたV10エンジンのEV700型はハイキャブ化を廃止した1979年のHHから採用されました。


絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★☆☆
満足度 ★★★★★
状態  現役車
撮影地 北海道
撮影日 2010年5月

| Hino | 23:13 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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【ピータービルト359】 キリン・メッツのCMでお馴染み

Peterbilt359.jpg
2003年3月、アメリカがイラク開戦宣言した時、ちょうどマイアミにいました。
会社からは緊急帰国命令が出され、最後のマイアミを楽しもうとビーチに出かけてみると、いつもと変わらない日常があり逆に驚いたほどです。

「本当に戦争を始めるんだろうか?」

いつものようにゆっくりとした時間が流れており、緊迫感なんて全くありません。
砂を固めてお城を作るパフォーマー、鉄棒で懸垂している人、ドッグランをしてる人・・・
そんな中にPeterbilt 359が周囲の風景に溶け込んでいました。
ドライバーはドアを空けて休憩しており、ちょっと気まずい雰囲気だったのでじっくりと写真は撮れず、この一枚のみでした。

日本人にとってこのPeterbilt 359は、アメリカのトラックとして強く印象に残っているのではないでしょうか。
実は80年代中盤頃に「キリン・メッツ」のCMに出ていたトラックと同型であり、他にもいろんなメディアに出ていたような気がします。
もちろん米国でも人気が高く、トラックのイベント等にピカピカに磨き上げられた359で参加する人がいたり、プラモデルなどで商品化されていたりする程です。

Peterbilt359.jpg
キリン・メッツのCMの件ですが、巨大なMetsの缶を運ぶ359に乗用車が追い越しをかけた所に、対向車のピックアップが現れる。359が急ハンドルをきって衝突を避けようとすると、荷台の大きな缶が転げて乗用車のルーフに乗っかった状態で走る・・・といった内容でした。


【Peterbilt 359(後期型)】
推定製造期間 1983-1987年頃

1967年に359は登場し、当初はグリル幅が狭かったのですが、1972?1973年頃にグリル幅が広げられ、3本ラインが入るようになりました。1983年頃にはヘッドライトが丸目から角目に変更され、好評なセールスを保ったまま1987年に379にバトンタッチし2007年まで生産されました。
普遍的なアメリカントラックの一台だと思います。

絶滅度 ★★☆☆☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★★☆☆
状態  現役車
撮影地 アメリカ マイアミ
撮影日 2003年3月

| Peterbilt | 22:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【三菱ふそうF系 (前期型)】 一番星のベースモデル


もしアンケート調査で「あなたは国産トラックの中で何が好きですか?」という問いがあった場合、ふそうF系は日野ZM系とともにTOP3の1台に選ばれると思います。
私も映画「トラック野郎」に影響されたもので、大好きなトラックの1台に挙げられます。
しかし時の流れは残酷なもので、超人気車種でも生産終了後から30年近く経っていることもあり、現役車両の姿を見かける事は無くなってきました。

そんな状況下、福岡県の県道を走行中にルーフ上の特徴的な速度表示灯のみが見え「後期型のブラックマスクだろうなぁ」と決め付けていましたが、全体像が見えて前期型の”般若顔”と分かった途端に心臓が破裂するくらいドキドキしました。

80年代はデコトラ仕様しか興味がありませんでしたが、今はノーマルに近い姿が好みで、この車両は見事なまでのノーマルスタイルを貫いています。実用的な改造ではフェンダーにステップ形状を付けていたり、鳥居の前にキャリアを付けていたりしていますが、渋すぎでキマってます!

この世代はルーフやドア下に錆で穴が空いている車両が多いのですが、キャビン周りはとっても綺麗でツヤツヤです。おそらく普段は屋根付き車庫に停められ、大切にされていると思われます。

ボディの側に目を移すと、リヤタイヤからエンド部にかけての側面部にガセットプレートが取り付けられている点と、リヤタイヤ上部にタイヤの逃げ形状がありません。どうも九州地区に多い仕様らしいです。




【Mitsubishi FUSO FV (前期型)】
推定製造期間 1977-1979年頃

1973年12月、それまでのTシリーズからFシリーズに切り替えられました。
搭載するV8ディーゼル エンジンはTシリーズのDC型を受け継ぐものの、石油ショック以後の低燃費のニーズに応えて予燃焼室式から直接噴射式に変更。8DC4型(265ps)と8DC8型(305ps)の燃費とパワーを両立するエンジンを搭載しました。
外観はクリスタルカットと呼ばれるシャープなキャブデザインが特徴であり、室内は操作性と快適性を向上させています。

画像は1977年に一部改良されたモデルで、グリル中央のMマークとグリルサイドのリフレクターが追加。ドアノブ部のプレスの凹み形状も変わっています。


絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★★★★
状態  現役車
撮影地 福岡県
撮影日 2009年12月

| Mitsubishi / FUSO | 22:02 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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【1910 Federal truck】 100年前のトラック

1910 Federal truck

ヘンリーフォードミュージアムの中に展示されている100年前のトラック。
車両の周囲には沢山の展示車があり、ゴチャゴチャした写真をスッキリさせてみました。

1910年(明治43年)というと日本では日韓併合が行われ、合法的に韓国が日本に併合された年です。
当時は日本では自動車自体が珍しくて、1910年時点でのトラックの台数は1000台に満たない程度。運転士という職業自体が珍らしいということもあり、花形の仕事だったと聞いてます。


【1910 Federal truck】

Federal社はデトロイトで設立された60年近くの歴史を持つ製造会社です。
1910年にトラックの製造を開始し1970年代まで生産されていました。
この最初に作られたトラックは、4気等のエンジン(排気量不明)で30馬力を発生させ、時速32km/h(20mph)での走行が可能。
タイヤはソリッドゴムのタイヤで、前後サスはリーフスプリング、駆動系を見てみると左右の後輪の前からチェーンで動力を伝えています。(デフやアクスルシャフトを使わず)
荷台は木製で、クサリを外して荷物の出し入れをやってたみたいですね。

気になるのはルーフのステー形状で、後から付け足されたものでしょうか? 違和感があります。


絶滅度 ★★★★★
満足度 ★☆☆☆☆
状態  展示車両
撮影地 アメリカ デトロイト フォードミュージアム
撮影日 2009年1月

| American trucks | 17:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【マッシーダイナ】トヨタ最後の中型トラック

Massy-Dyna
私が子供の頃(70年代後半~80年代前半)、トラックに関する情報源は今と比べると全くありませんでした。
一つは学研の図鑑「自動車・船」を毎日のように眺めたり、図鑑の車を描いていたりすること。
もう一つは近所で見かけるトラックですが、農業が盛んな地域だったので、土建屋さんのトラックしか記憶にありません。

恥ずかしながら大人になって「トヨタ マッシーダイナ」や「マツダ ボクサー」等の販売数が少ないトラックの存在を知りました。
しかし時すでに遅く、現役車の姿は消えており、全く見かける事のなかったトラックです。

画像は北海道の工業団地内にあった「マッシーダイナ 4tロングワイド」です。
ナンバーは外されているものの、キャビン内は物置になっていないし作業痕も見て取れるので、構内の作業用として使われているようです。
作業中に付いた打痕でしょうか、キャビン周りの凸凹は多く見受けられるし、重量物を積んでいたのかフレームが曲がっているようで、キャビンと荷台のラインが歪んでるように見えます。

Massy-Dyna_2012.jpg
同型車を2012年8月に撮影し直したもの。


【Toyota Massy-Dyna 4tLong Wide(EC20)】
推定製造期間 1976-1979年頃

昭和44年(1969)9月1日、急成長を続ける中型トラッククラスにダイナシリーズの最上級車として「マッシーダイナ」を発売。 マッシーダイナは積載量4tおよび3.5tのキャブオーバー型トラックで、「ダイナ」と大型トラックとの間を埋めるモデルとして開発され、トヨタと日野の共同開発したQ型4.5ℓディーゼル(105PS)を搭載した中型トラックであった。 また、消防車用等の特殊車両用としてトヨタ製F型3.9ℓガソリン(130PS)も存在した。

昭和50年(1975)3月3日、販売のテコ入れとしてマッシーダイナを大幅に改良した。
従来のQ型ディーゼルを廃止し、新たにE型5,871㏄ディーゼル(145ps)を搭載するとともに、シャシ、足回り、キャビン、荷室などの大幅な改良を加えた。 ガソリンエンジン搭載車は同年4月に従来のF型エンジンの改良型である2F型4.2ℓエンジン(140ps)を新たに搭載した。 また、整備性が向上するチルトキャブを採用し、安全性の向上として、3連ワイパー、ミラーステーの変更、インパネや計器類のソフトパッド化が進められた。

昭和51年(1976)3月29日、積載効率を向上させる超ロング車及びロング広幅車を追加した。 超ロング車の荷台は標準ロング車に対して950mm長くなり、また広幅車の荷台はは200mm広げられており、その影響でキャブは標準車を流用しながらフェンダー部のみ幅を広げて法規に対処した。

昭和51年(1976)9月9日、同年9月1日から実施された騒音規制に対して騒音対策を施すとともに、ダンプ車の荷台長を3.2mから3.4mに延長した。

販売においては依然苦戦したままで(トヨタ側も売る気が無かったのかも)、1980年を前にラインナップから消滅し、それ以降中型トラック市場からは撤退している。

絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★★
満足度 ★★★★★
状態  敷地内作業用
撮影地 北海道
撮影日 2010年5月

Massy-Dyna Cab
こちらも北海道で見つけたマッシーダイナのキャブ。
花壇のような場所に置かれ、国道を見つめるように置かれています。
なんか丹下段平というか、ドクロというか、夜間に見るとビックリするような不気味さです。

| Toyota | 14:03 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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【日産ディーゼル 大型消防車】現役引退後・・・

UD KW30M.jpg
中古トラックが集まる場所で、珍しい形の梯子車を発見!
推測ですが、今は途上国配備の消防車として海外に渡っていると思います。
この型の梯子車は日本で絶滅したようで、ネット上でも現役車の姿を見なくなりました。
ディティールを見てみると、元平塚市消防本部に配備されていた車両にそっくりですね。

【Nissan diesel KW30M】
年式 1985年製

三菱ふそうK201/K252型梯子車に対抗して開発された車両で、トラッククレーンのシャシをベースに梯子を架装しているので、形式はC系ではなくKW30Mになります。
キャブは大型のC系をダブルキャブ化し、全高を低く抑えるために低めにマウントし、更には前方にオフセットされています。
製造年を考えると、大型のキャブはレゾナ系にモデルチェンジしているのですが、生産台数の少ない特殊車両であるため旧式のキャブのまま製造されたようです。
(梯子はモリタ製46m)

絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★★
満足度 ★★★★☆
状態  中古車販売
撮影地 栃木県
撮影日 2009年6月

____________________________________

UD CK20.jpg
このC系は、都内の企業が敷地内に保管しているもので、他にも'70年代~'80年代の第一線を退いた名車が揃っていました。
一番奥に置かれていたので、詳しい仕様は確認できず。

【Nissan diesel CK20系(後期型)】
推定年式 1977-1979年頃

1971年にサングレイトシリーズからモデルチェンジしたC系で、フェイスリフトされた後期モデルです。
キャビンのみしか見えないので断定できないものの、CK20であれば8t級シャシにPD6型ディーゼルエンジンを搭載。
1975年に石油コンビナート等災害防止法が制定されたのを受けて製造された、石油コンビナート地区向けの大型化学消防ポンプ車ではないかと思います。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★★☆☆
満足度 ★★★☆☆
状態  敷地内保管
撮影地 東京都
撮影日 2009年6月

| Nissan diesel / UD | 21:51 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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【初代エルフ(前期型)】予備車として待機中!

Isuzu ELF-1.jpg

事前に情報を得ていた場所だったので、初代エルフを発見しても冷静でした。

敷地外から数枚写真を撮り事務所に撮影許可をもらいに行くと、経営者とお友達夫婦が雑談をしていました。
お友達の男性は冗談で「じゃ 撮影代で1000円!」と言って手を伸ばしましたが、経営者は快く承諾してくれました。
このエルフは1963年製で、レシプロ飛行機用のアブガス(航空機用ガソリン)を給油するのが役目ですが、現在は予備車として置いているそうです。
キャブの後ろにある四角のボックスは、給油用のホースを収納してあり、マフラーは引火の危険性を軽減させるようにフロントバンパー下にレイアウトされています。

構内専用の予備車ですが、実働状態の初代エルフは全国的にも大変希少な存在と言えます。

ここの経営者は物凄くモノを大切に使っており、エルフの他にいすゞTXや日野レンジャーKL、丸目のいすゞ810が給油車で稼動しており、倉庫内には初代ブルーバードまでありました。

Isuzu ELF-2

Isuzu ELF-3

【1th Isuzu ELF TLD20 1963年製】
推定年式 1959-1965年頃

戦後、中型トラックをディーゼル化しトラックのトップメーカーになったいすゞは、小型トラック市場に参入。
1959年8月にキャブオーバースタイルで登場したのが、この初代エルフです。
乗降性を考えた後ろヒンジのドアを採用、フロントガラスは大型化。キャビン長が短いおかげで積載効率は高いレイアウトを採用しています。
1960年4月には小型キャブオーバートラック初のディーゼルエンジンを搭載し、経済性の良さからガソリン車よりも売り上げが良かったそうです。

絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★★
状態  予備車
撮影地 青森県
撮影日 2010年8月

| Isuzu | 21:03 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【日野 TH型ボンネット】 ハイロー型ミキサー車

Hino TH-1.jpg

小さかった頃の好きなトラック架装は?と聞かれたら「ミキサー車」と答える小生です。
しかし幼少時に見たミキサー車といえば、現在で主流の”傾胴型”しか記憶にありません。

写真のハイロー型という名称は「High quality Low cost」のHiとLowの文字をとって商標化したものです。
1953年に米国コンクリート トランスポート ミキサーズ社から輸入架装、1955年より国産化されて合計2512台が生産された。
ミキサー車で生コンクリートを製造、練り直しを行うに当たり、強制撹拌方式のハイロー型が生まれたのですが、1964年の東京オリンピックを境に全盛期は終わり、現在の傾胴型へ移り変わったそうです。

当時は駆動系に機械式を採用していたが、後に油圧式ポンプに改良さてている。
そのポンプはフロントバンパー上に設置され、ホースが2本見えるのはそのためである。

Hino TH-1.jpg
八角柱のドラム容量は4.5㎥、現在の中型車同等クラスで、排出シュートは今と同じような構造になっています。


【Hino TH14 1968年製】
推定製造期間 1965?-1968年頃

TH系は1950年(昭和25年)に東京-大阪間などの路線トラックとして、積載性を重視した物流を担う新規格車として誕生。その後基本デザインを変えないまま1970年位まで製造されたトラックです。
写真のモデルは1965年頃に改良されたモデルで、フロントガラスはラウンド化、ワイパーは下側にマウントされています。またドア周辺では三角窓が追加されて、より快適性が増した事でしょう。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★★★★
満足度 ★★★☆☆
状態  保存展示車
撮影地 埼玉県
撮影日 2009年-月

| Hino | 07:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【三菱ふそう T652】 漁港で働くクレーン車

Fuso T652-1.jpg
この度の東北関東大震災により被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方、ご家族の方に深くお悔やみ申し上げます。

画像のふそうT65系ですが、宮城県の漁港内で使われていた車両です。
数m先には海が広がっており、潮風をまともに受けるローケーションでありながら、車体はすごく良い状態を保っています。凹みや錆も見られず、とっても綺麗な車体でした。

残念ながら今回の津波によって、この車両は被災していると思われます。

Fuso T652-2.jpg

【Mitsubishi FUSO T652B(中期型) 】
推定製造期間 1972-1975年頃

1970年11月、大ヒットしたT620をフルモデルチェンジし、T650型(4t積)とT651型(4.5t積)を発売。T650型には120psにパワーアップした6DS1型エンジンを搭載、T651型には130psを発生する6DS5型エンジンが搭載されていた。

1971年4月、T650型/T651型のバリエーション車として特装車5車種を発売。(トラッククレーン、ミキサー、タンクローリー、簡易クレーン付き車)

1972年8月、排気量アップと出力アップを図った新エンジンを搭載するとともにラジエーターグリル周りを変更。
このとき発売されたのは、6DS3型(5,103cc、125ps)エンジンを搭載したT652型(4t積)と6DS7型(5,430cc、135ps)エンジンを搭載したT653型(4.5トン積)

1974年2月、新開発エンジン6D10型(予燃焼室式5,974cc、145ps)を搭載したT654シリーズ(4~4.5t積)を発売。

1973年1月、中型トラックのキャブを改良し、視界、安全性、操縦性、居住性などの向上を図り、ドライバーの肉体的、心理的疲労の軽減を図ったデラックス仕様を設定。T650系のカスタムキャブとして発売した。

1975年6月、中型トラックでは当時国内最強パワーを誇る直列6気筒直噴ディーゼル6D14 型・160psを搭載したT656型を発売した。

1976年7月、中型トラックのT65系をフルモデルチェンジ。「FKシリーズ」として発売。
絶滅度 ★★★☆☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態  構内作業用
撮影地 宮城県
撮影日 2010年8月

| Mitsubishi / FUSO | 21:01 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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【三菱ふそう T370D】 伊勢海老のボイル

Mitsubishi FUSO T370 1.jpg

山形県の山間部に続く道沿いで、朱色の2代目フォワードの増トン車が目に入ると同時に、その奥に不思議なボンネットトラックが居るのに気付いた。
その容姿はボイルした伊勢海老みたいで、スノープラウを取り付けたフロント周りとボンネットからルーフにかけて屋根を付けた除雪車でした。
屋根の設置理由は除雪中の視界確保のためだと思うけど、こういう仕様は初めてです。

Mitsubishi FUSO T370 2.jpg

【Mitsubishi FUSO T370D 1967年頃】
推定製造期間 1961?-1967年頃

4X4の全輪駆動で、不整地や積雪地等の悪路での作業に適したトラックです。
車両の前面部にはウインチやスノープラウを取り付ける事を考慮されており、各方面の作業車として活躍したと思われます。
画像の車両はワイパー型式とルーフとピラーの形状から、1967年頃に製造されたと推定しています。

絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★☆
状態  敷地内放置
撮影地 山形県
撮影日 2010年8月

| Mitsubishi / FUSO | 23:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【いすゞ TXD40】 シークレットの散水車

Isuzu TXD40 1.jpg
茨城県のある地方を走っていると、古いバス十数台が見えてきた。
最初は単なる廃バス置き場に思ったのですが、よく見ると貴重なバスもあるし、ボンネットトラックの姿もある。
敷地関係者に撮影許可を頂くと同時に話を聞くと、ここに置かれたバスは「バス保存会」が管理し、敷地を貸していると言う事が分かった。

早速撮影に向かった先は「TXD40」の散水車ですが、実はこの車両は好きな人の間では結構な有名なんですよね。

松本電気鉄道浅間線の廃線後、松本駅前と浅間温泉を結ぶバスが運行されるようになったのですが、当時は舗装されていない路面だったために、バスが走行すると土埃が舞い上がってしまいました。そこでバスが通る前にこの散水車で水を撒いて埃が舞い上がるのを防止したらしい。

当時の塗装を残したまま保存されているものの、だいぶ傷んできてるように感じます。

Isuzu TXD40 2.jpg


【Isuzu TXD40改 1963年式】
製造期間 1962-1964年頃


■1959年10月 東京モーターショーで新型のいすゞTX型トラックを発表。
「近代的なスタイル!合理化された機能!信頼性をますます高めた」と謳ったこのTX型は新型キャブの採用でイメージを一新、ボンネットはアリゲーター式が採用されエンジン点検エンジンメンテナンス性が向上。また、燃料補給の方法が大きく変わり、それまでは戦後の燃料の盗難防止からキャブ内シート下に給油口があり、ドアを開けシート部分から給油したが、新型TX型ではキャブ右ドア後部に給油口が移り、スタンドでのスピードアップ化が図られた。

エンジンは直列6気筒DA120型ディーゼル6,126cc・125psと直列6気筒GD150型5,654cc・145psガソリンを搭載したトラック(TXG型)は完全な受注生産であった。また6t積ディーゼル車には空気バネ付トラックが用意されている。5t積車はホイールベース4.3mのTX551型と4.0mmのTX541型をラインナップ。6t積車はホイールベース4.3mのTX552型と4.0mのTX542型をラインナップ。

■1962年10月 TX型トラッックに改良を施しディーゼル車はTXの後にDが加わってTXD型に、ガソリン車はTXG型に変更された。外観上の大きな変化はフロントウインドーが“ラップアラウンドグラス”と呼ばれる1枚曲面ガラスになり、キャブルーフ部分が張り出し、下向きルーバーが加えられキャブ上部にエアーダクトが加えられたことで快適性が増した。

DA120型ディーゼルエンジンは125psと性能的には変更がないものの、オイルパンやオイルポンプを強化。このとき発売されたのは、6t積のTXD50型、TXD40型と、5t積のTXD30型、TXD20型および3t積のTXD10型。

■1963?1964年? TXD型とTXG型トラックのマイナーチェンジを実施。
フロントマスクは2灯式のヘッドランプから4灯式に変更され、それに伴いグリルも変更。

以後、フラッシャーランプ、ポジションランプ、いすゞマークの変更を受けならが1979年頃に国内販売を終了。1980年代以降は東南アジア方面へ輸出していた。


絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★☆☆☆
満足度 ★★★★★
状態  敷地内保存
撮影地 茨城県
撮影日 2009年7月




Isuzu TXD40 3.jpg
トミーテックから発売された「THEトラックコレクション 第一弾」のシークレットになってます。

| Isuzu | 20:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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