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【初代マツダ タイタン】青い巨人

初代タイタンはとても馴染み深いトラックの一台です。
私の地元である福岡県では、昭和末期頃まで近所の製材所や土砂販売店が使っており、通学の途中で頻繁に見かけていた記憶があります。
怒っているようで悲しんでいる表情は、同級生のN君を連想させるほどそっくりでした。

地元では昔からマツダ車の比率が高かったこともあり、初代タイタンはV型キャンターと同様に数多く生息していました。

Titan-1.jpg
北海道のリサイクル業者(中古農機も販売)で見かけたタイタンダンプを見かけ、久しぶりの同級生に会ったような懐かしい気分です。
足場の悪い場所を走行するために、タイヤの溝は深いリブ・ラグパターンを持ったタイプを装着していました。鳥居にはルーフを守るためのヒサシがついてこの辺り特有のファームダンプ仕様になっています。

オーバル形状のバックミラーも70年代の雰囲気プンプンですが、今のミラーサイズに比べると視野面積が非常に小さいですね。

ウインカー全体がアンバー色なので、初代タイタンでも初期のモデルになります。
(クリアとアンバー色の2色化されたのが1975年頃だと記憶してます)


【1st Mazda Titan 2t (EVB12D/EXC12D)】
推定年式 1971-1973年

1971年7月18日、2t~3.5t積小型トラックの「タイタン」シリーズを発売。
タイタンは1964年から小型トラック市場にEタイプトラックシリーズを販売しており、7年ぶりのフルモデルチェンジし、装いも新たにタイタンシリーズとして発売したものである。(タイタンとは巨人の神の意)
VA型直列4気筒1,985㏄(92ps)ガソリンとXA型直列4気筒2,522㏄(77ps)ディーゼルエンジンを搭載し、このクラス抜群の動力性能を発揮した。 シャープなスタイルに生まれ変わったタイタンは、ボディカラーもガソリン車(アポロイエロー)、ディーゼル車(オリンピアブルー)とそれぞれ色分けをし特色を出している。 ダッシュボードは上面をソフトパッドで覆い、シートはハイバックシートを採用し、安全性の向上に配慮した。

1973年8月8日、使い易さの向上と保安基準対策によるマイナーチェンジが行われた。 変更点はクラッチ踏力軽減、2系統ブレーキ、助手席シートベルトとヘッドレストの採用、フロントとリアの方向指示器をアンバー色に、フロントの車幅灯をクリアに変更された。

1973年10月29日、タイタンシリーズに低床3方開車2機種を追加した。 従来の低床1方開車の低い荷台の持つ荷役性の良さと両側面からの荷役の利便を考えて低床3方開車としたものである。

1976年3月16日、タイタン2t積ディーゼルに荷台の広い幅広ダンプを発売した。

1976年4月8日、ディーゼルトラックの新シリーズ「タイタン3700」を発売した。 2tクラスの機動力と4tクラスの動力性能を兼ね備えたものである。 3700シリーズのエンジンは、(英)パーキンス社との共同開発による新設計XC型直列4気筒3,663㏄(100ps)ディーゼルエンジンを搭載しており、低回転域で高性能を発揮した。 また、排気ブレーキ及びティルトキャブの採用、パワーステアリングの標準装備など、このクラス初の新装備を採用している。なおキャビンはタイタン標準型に対してハイキャブ仕様となる。

1976年6月10日、1.5t積ガソリン車に超低床荷台を持つ「タイタンLワイドロー」を発売した。 後輪タイヤに従来よりも3インチ小さい13インチのダブルタイヤを採用し、低床でフラットな荷台を実現している。 なお、ディーゼル車は同年6月23日に発売。

1977年5月31日、タイタンシリーズの内外装を一新し、使い易さと安全性の向上を図ったモデルチェンジを行った。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 北海道
撮影日 2010年5月



Titan-2.jpg
この車両は相当使い込んだと思われ、タイヤハウスの泥除けは外れちゃっています。そういえば初代タイタンは「タフなトラックだった」と聞いたことがありますが、そんなタフな感じがよく伝わってくる写真です。

初代タイタンの初期型のテールライトは2連式の丸型で表面が凹形状でしたが、後期型になると長方形のレンズに変更されてしまい、丸型テールが好きだった私は残念で仕方ありません。

【1st Mazda Titan 2t (EVH12D/EXM12D)】
推定年式 1973-1977年
絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 茨城県
撮影日 2009年2月

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| Mazda | 21:16 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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【ウニモグ U411】 只今休業中

最高気温が34度が続いていた7月中旬、長野県のリゾート地で涼んできましたが、思わぬ伏兵の出現に熱くなってしまいました。

その伏兵とは、ホテルの駐車場脇に停めてあったウニモグU411の除雪車のことで、ウニモグの元祖といえるモデルの出現にビックリです。この型は博物館などで展示してある車両しか見た事がなく、現役車はとても貴重ではないでしょうか。

Unimog-1.jpg
ダイムラーが製造する商用トラックの中でもひと際異彩を放つのがウニモグ。
ウニモグの名称は多目的移動動力源(Universal Motor Gerat)と言われており、ドイツ国内ではウニモークと呼ぶのが一般的です。当初日本では呼びやすい名称として「ウニモク」と呼んでいましたが、421型からウニモグに改名されました。

その最大の特徴は、数種類の作業用アタッチメントを装着可能で、トラックの用途から、除雪車、噴霧車、トラクター等あらゆる用途をこなし、合理的なコンセプトでありとてもユニークなトラック(トラクター?)と言えます。

このU411は除雪用のスノープラウを装着したソフトトップ仕様で、左側フェンダーからは吸気用のシュノーケルが煙突のように取り付けられている点も注目すべき点です。
見た目は可愛らしいのですが、冬のシーズン中は古い老体ながら頑張っているんでしょうね。

Unimog-2.jpg
当然ですが、自動車というよりも機械と言った方がピッタリです。ボディとシャシは再塗装されて間もないようで、黄色い車体が眩しいくらいでした。


【Mercedes Benz Unimog U411】
推定年式 1956-1974年

ウニモグ開発が始まった1946年当時、第2次世界大戦で敗戦国のドイツは連合軍の占領下にあり、自動車の開発・生産には許可を必要としていました。
ドイツが再び軍事大国になる事を阻止するための連合軍側の都合による措置だったが、ウニモグは農業復興を名目にした農作業車として開発することは承認されました。

開発・製造はエアーハルト社とボーリンガー社が主体で、ダイムラーベンツはエンジンを供給方式をとっていましたが、累計600台を突破した1950年の秋に更なる増産が求められ、ダイムラー・ベンツ社はウニモグの生産に関する全てを引き継ぎ生産を開始した。

1953年にベンツの象徴であるスリーポインテッドスターが取り付けられると共に、市場からの要望でソフトトップ型とは別のフルキャビンモデルのU401/U402シリーズが誕生。

1956年にはU401/U402シリーズを馬力アップ(30ps)させたU411シリーズとして生まれ変わりました。此の頃になるとウニモグは農作業車以外に消防車やクレーン車などの用途が増えていく。

1963年にはU406がデビューし、これまでカバー出来なかった中型と大型クラスへラインナップを広げた。

その後は多目的作業車としての地位を確立し、南極観測隊や軍事車両などあらゆる分野で活躍している。

絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★★
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 長野県
撮影日 2011年7月

| Mercedes-Benz (GER) | 01:36 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【日野 レンジャー3M】 道路保全の大ベテラン

【レンジャーKM/3Mの想い出】
平成にはいって間もない頃、学校まで自転車で通学をしていたのですが、時折道路で見かけるレンジャーKM/3Mの事が妙に記憶に残っている。

男前とは言えないルックスと、ベット付きキャブに憧れていた事(車中泊したかった)もあって中途半端なイメージだったし、当時のデコトラ雑誌でレンジャーKM/3Mを飾ったトラックを見たことがなく、個人的に不人気車という印象を持ってました。

初代レンジャーKM300のスタイルに、通称ZM、SDグリルと呼ばれるデザインに似たフロントグリルとウインカーは「逆さまに付けられてるんじゃないの?」と思うくらい不自然でしたが、この不自然さがすっと脳裏に焼きついていたんですね。

今ではブサカワ(不細工なのにカワイイ)イメージで好きなトラックの一台です。

Ranger KM-1.jpg
このレンジャー3Mはネット上で有名な車体です。
普段は隣に同居人のトヨエース(レンジャーOEM)が駐車しているのですが、この日はたまたま一人でお留守番をしていました。
道路維持作業車カラーのバンパー色は赤と白が一般的ですが、この車は退色してしまったのか黄色と白になってました。

レンジャーKM/3Mは販売台数が少なかったこともあり、草ヒロでもあまり見かける事がないトラック。
現役という凄さに驚くとともに、大切にされていることが伝わってきて感激しました。

Ranger KM-2.jpg
バンパー下に取り付けられたバー類、それから荷台に積みっぱなしの機材から判断すると「道路のライン引き車」のようです。雪の多い地域では、冬季に道路のセンターラインや歩道の白線がかすれやすくなるので、春頃にラインを引き直す仕事をしていると思います。

(どうでもいいですが、後ろに見える住宅はドラえもんの”のび太”の家にそっくりですね)
IMG_7803.jpg
逆さまに付けたようなグリルとウインカー。
同年代に風のレンジャーがマイナーチェンジを行いゴールドのシャッターグリルを採用しましたが、この車両も影響を受けたのかゴールドのグリルになってます。


【Hino Ranger 3M 3.5t (P-KM)】
推定年式 1983-1984年


【1963年10月】レンジャーKM300を発表。経済発展と共にトラックは6t、8t、10t積と大型化されていくが、4t以下は2t車しかなく、4t車と2t車の隙間を埋めるべく登場した。
【1964年7月】レンジャーKM300型(標準)とKM320D型(ダンプ)が発売され、同年の暮れに長尺車のKM340型が追加された。
【1966年頃】フロント周辺のデザイン変更とともに乗車定員が2名→3名となる。
【1967年11月】KM300シリーズのマイナーチェンジを行い、約40ヵ所に及ぶ変更とエンジンは90馬力から100馬力アップ。大型ワイパーとウインドウォッシャー等を採用するなど、悪天候時での安全性を高めた。

【1969年1月】レンジャーKL型(4~4.5t積)の発売後もレンジャーKM300シリーズ(3.5~4t積)を併売。
【1969年11月】レンジャーKM300シリーズのモデルチェンジを行う。キャブの全長を55mm延長して居住性を高めるとともに、ドアの開閉を後ろ開きにしたり、強化ガラス、ソフトパッドを採用したり安全性に考慮した。またグリルやウインカーは日野製キャブ統一デザインに変更された。
【1971年4月】レンジャーKM300シリーズのホイールベースを延長するなどの改良を行い、同時にKQシリーズを発売。
【1978年4月】レンジャーKM300シリーズのモデルチェンジを行い、KM500シリーズとして発売。エンジンはDQ100型(110ps)を搭載して動力性能のアップを図った。また、ハイバックシートやサイドミラーの大型化などの安全性を高めている。

【1979年頃】昭和54年排ガス規制に適合する形でK-KM系に改良、ネーミングはレンジャー3Mに変更される。
【1983年頃】昭和58年排ガス規制に対応するP-KM型が発売。グリルにはシルバーの縁取りと、RANGER 3Mのエンブレムが取り付けられた。
【1984年】レンジャーKM/3Mシリーズを20年ぶりにモデルチェンジを行い、ベットレスのデーキャブレンジャー3B型4C型に切り替わる。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 長野県
撮影日 2011年7月


Ranger KM sleepercab
コメント欄にあったレンジャーKMのスリーパーキャブ仕様です。
1969年からラインナップに加わっていたものの、販売台数の少なさなのか数年で消えてしまいました。
KMシリーズはベッドレスのみという印象がありますが、ベッド付きキャブ、ダブルキャブなんてのもありました。

| Hino | 14:07 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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【2代目いすゞ ジャーニーM】 かわいい園児を運んでます

最近急に仕事が忙しくなり、都内や地方の出張が増えたり休みが変更になったりとドタバタしてました。
最近は暑い日が続いていますが、会社では節電によってエアコンの設定温度を高く設定されたので参っています・・・小型扇風機を持ち込んだ人もいるのですが、社内の監視役が「節電の意味がない」ということで「扇風機禁止」にしたり、仕事の効率が悪くなってるは体調が優れないわで大変です。

IMG_7807.jpg
長野県で旧車を撮影中に、偶然2代目ジャーニーMの幼児車が現れてビックリ。
比較的高地なのにこの日は気温が32℃の猛暑日で軽快に坂道を上っていましたが、車内は暑いせいか窓を開けたままになっていました。

前期型(丸目ライト)のジャーニーM/Lはこれまで料亭屋の送迎バスや移動図書館などで見たことがあるのですが、ここまで綺麗で純正カラーを保っている車両は貴重です!普段は車庫に入れて大切にされているようなグッドコンディションなので、まだまだ園児を運ぶために頑張ってもらいたいものです。

ちなみにもうすぐ4歳になる子供は毎日幼稚園に行くのが楽しみのようで、行きは元気に園児バスに乗ってますが、帰りはグッタリとなってバスの中で寝ていることが多いです。(寝てるのはうちの子だけ)

【Isuzu Journey-M 幼児車 (P-BL36)】
推定年式 1983-1987年

1973年に2代目いすゞジャーニーが登場。
標準ボディのジャーニーMはエルフ250ベースの26人乗りで、
ロングボディのジャーニーLはエルフ350べースの29人乗りとして発売された。
エンジンはエルフと同じ4BA1型 直列4気筒 2.8Lディーゼル(85ps)と4BB1型 3.6L直噴ディーゼル(100ps)を搭載。

1980年に昭和54年排出ガス規制対応でエンジンは4BC1型の3.3Lディーゼル(95ps)と4BD1型の3.9L直噴ディーゼル(110ps)に改良される。
エクステリアもウインカーの位置やインテークの個数が変更され、グリルやISUZUエンブレムも新しいデザインに変更れれた。

1983年に昭和58年排出ガス規制対応で3.3Lディーゼルを直噴化し4BC2型(100ps)となり、バックミラーはオーバル型からスクエア型に大型化された。

1987年には古さを隠し切れなくなったエクステリアをリファインし、規格型の4灯ライトを採用すると同時にグリルも変更され1993年まで製造される。

絶滅度 ★★★☆☆
レア度 ★★★☆☆
満足度 ★★★☆☆
状態  現役車
撮影地 長野県
撮影日 2011年7月


IMG_7807.jpg
参考までに北海道で見かけた初期型のモデル(1973-1980)をご紹介。
マイクロバスでありがちな倉庫の代役になっているようですが、レストアで復活できそうなレベルですね。
フロントには料亭名?の入った行燈が付いている以外はオリジナルで、ルーフ上の飛び出したマーカーランプが時代を感じさせます。

| Small-size Buses | 07:42 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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【ベルリエ GLR】 国の発展に従事する老兵

アフリカ大陸の北西部に位置するセネガル。
暑くて乾燥した気候と、砂漠や鉄分を含んだ赤土によって農作物は育たず、貧困にあえいでると聞いています。
(有名なのはバオバブという独特の形をした樹木)

かってフランスの植民地であったために、走っている車の多くはRenaultなどのフランス系が多く、トラックでいうとBerliet社のトラックを見る事ができます。
(1978年にRenault Trucksに吸収されてブランドは消滅)

60年代~70年代のボンネットトラックや同時代のキャブオーバー車が多くを占め、欧州から流れてきていた中古車を使っていると推測します。

Berliet-1.jpg
こちらはBerliet GLR 160
ラジエーターガードやバンパー、ミラーなどに国旗をあしらった塗装をされていて、愛国心の高さを感じますね。
1枚型ラウンドガラスを採用しているので1964年以降の製造と思われますが、まだまだ第一線で戦えそうなタフさを持ってますね。
また、ほとんど雨が降らないのでワイパーも変なことになっています・・・

Berliet-2.jpg
こちらは同じ西アフリカのブリキナファソで見かけたBerliet GLR 160。
フェンダー上には大型のエアクリーナー(?)が装着されているのですが、純正ではなさそうです。

ボンネットフードはアリゲーター式で持ち上がるのですが、ボンネットサイド部の取り外しによって、よりエンジン類のメンテナンス性を良くしてあります。この車は頻繁にメンテナンスをしながら騙し騙し走っているのか、サイドカバーは外した(外れた?)ままになってます。

Berliet-3.jpg
キャビンの斜め後方には窓があるんですね、死角が少なそうで視界が良さそうです。
荷台側面には作業員が乗りやすいようにハシゴを取り付けられてます。
排気口は歩行者の事を考えてアップライトに取り付けているんでしょうか?(排気ガスや埃の巻き上げ)

【Berliet GLR 160】
年式 1964-1970年

Berlietは1900年代初頭に自動車の製造を開始。
第一次、第二次世界大戦中はフランス軍の軍用トラックを製造。
1950年にGLRの製造を開始。
1963年頃に2分割式フロントガラスが1枚型ラウンドガラスに変更。
(情報不足のため詳細分からず)

撮影日 2010年6月


03080007.jpg
1/43 MOTORART 1972 Berliet GLR 160
スウェーデンのダイキャスト模型メーカーが販売しているGLR 160
GLRのかわいい感じがよく表現できています。               

| Renault / Berliet (FRA) | 14:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【三菱ふそうT625D】 4tクラスの初代王者

北海道を走っていると、1970年代の小型/中型のファームダンプを見かけるのは珍しくないのですが、1960年代のトラックになるとほとんど見かけることはありません。

私にとっても1960年代のトラックは子供の頃に見慣れたわけでなく、近所の土建屋さんが中型ダンプの”いすゞTY”を使っていた位しか記憶にありません。

T625D.jpg
田畑が多く民家がポツンポツンと点在する地区を走行していると、倉庫内で献血を受けている三菱ふそうT625Dを発見!
4月から5月にかけての北海道は、農作物の仕込みをするためにトラクターやトラックが冬眠から覚めて仕事モードへスイッチします。このT625ダンプの荷台にはも肥料袋が積まれており、バッテリーが上がり気味なのかチャージャーを繋いで充電中でした。

ナンバーを外されており公道では走れませんが、敷地内での作業専用車として頑張っている姿を見かける事が出来て嬉しく思いました。

このT625Dは1969年から1970年にかけての最終型と思われ、バンパーライト化が進む現代の中型トラックとは違いハイマウントされた4灯式ヘッドライトが特徴的です。
キャブオーバー型へ移行が進む1960年代の小型/中型車ではハイマウントライトが普通であり、'60Sトラックの特徴でしたが、1970年に入るとヘッドライト位置を低くマウントしたトラックに切り替わっていきました。


【Mitsubishi FUSO T625D】
推定年式 1967-1970年

1964年10月、4t積み中型トラックの「ふそうT620シリーズ」を発売。 新開発されたD6S1型直列6気筒4,678㏄(110ps)ディーゼルエンジンを搭載し、積載効率の優れたキャブオーバー型スタイルと相まって、発売以来わずか2年7ヶ月で国内販売累計2万台を突破し、中型トラックの分野で不動の地位を確保した。 その要因は普通免許で運転できる最大の積載量であったことと、キャブオーバー化により荷台長が6t車クラス同等だったこと、3人乗車が可能だったことである。

1965年、ふそうT620シリーズに長尺車のT622型、ダンプ仕様のT625Dを追加。

1967年6月14日、ユーザー要望を採りいれ、安全性と操作性の向上と、一部の外観を変更したモデルチェンジが行われた。 安全の面では大型バックミラー、2スピードワイパー、ウインドウォッシャーを採用し、テールランプを大型化している。 ラジエーターグリルは大型車と同じデザインを採用し、材質も板金プレス品とした。

1967年9月1日、ふそうT620シリーズに中距離・市街地輸送の合理化に適した「T626型トラクタ」を追加した。 626型はダンプ用シャシ(T625)をベースとし、第5輪荷重4.5t、最大牽引力3t、牽引できる総荷重は10.5tとしている。

1969年4月16日、ふそうT620シリーズをベースにした4.5t積普通車のT630B型、4.5t積長尺車のT630E型及び4t積超長尺車のT623型を発売した。 エンジンはT620型搭載のD6S1型をボアアップしたD6S5型直列6気筒4,978㏄(122ps)ディーゼルを搭載し、最高速度105㎞/hと優れた動力性能を発揮した。

1969年、安全基準の見直しにより、ウインカーの大型化やアンダーミラーの追加が行われた。

1970年11月18日、ふそうT620シリーズをT650シリーズにフルモデルチェンジした。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★☆
状態  敷地内専用車
撮影地 北海道
撮影日 2010年4月


T625D.jpg
こちらも北海道で見かけたT622長尺ボディの前期型です。
廃墟になった牧場敷地で土管と共に草ヒロ化しており、エアコンのようなルーバーグリルが経年劣化で破損しているのが残念ですが、なんとか原型を保ってくれています。

| Mitsubishi / FUSO | 07:55 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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【ピータービルト379】 コンベンショナルスタイルの横綱

アメリカは国土の広さに比べて鉄道が整備されていないので、大陸を横断する物流で中心的な役割を担うのが”クラス8”と言われる大型トラックです。

クラス8とはGVW(最大積載量)が15トン以上の大型トラックで、日本的には「コンボイ」といった方が伝わりやすいかもしれませが、”コンボイ”という言葉は隊列や護送を意味するので、大型トラックを意味しているのではありません。

アメリカでは車両の全長規定がFRバンパーからRRバンパーまででなく荷台長だけであるため、ボンネットが大きく前に突き出したコンベンショナルタイプが中心です。
キャブオーバー型に対してコンベンショナルスタイルの優位な点は Fat Bigな男性が乗降しやすいし、エンジンから離れているので静粛性も優れているといわれているし、なんといっても保守的な考えが多いので昔からのスタイルを好む傾向があります。

今回はクラス8でオーナーオペレーターに不動の人気であるPeterbilt 379の写真をお届けします。

Peat379-1.jpg
【Peterbilt 379】
ケミカルタンカーっぽいものを牽引している379。
大型のスリーパーを持った車体は、メキシカンバンパーをはじめとするメッキ部品を多用しながら質感をアップしており、セオリー通りの定番的なカスタムを施しています。

前モデルの359と379の判別点として、379はヘッドライト横のアンバー色があるのと、ワイパーが359だと拝み手方式に対して379は乗用車タイプの平行型になっています。
撮影地 アメリカ ロサンゼルス
撮影日 2010年6月


Peat379-2.jpg
【Peterbilt 379】
こちらは深めの丸底を持ったダンプで、鉄屑類のスクラップを運んでいる379です。
埃まみれになっているのが残念ですが、日差しの強いアメリカではメッキパーツの反射が眩しいです。
撮影地 アメリカ テキサス州 オースティン
撮影日 2008年1月


Peat378-1.jpg
【Peterbilt 378】
続いて丸底の長尺ダンプを牽引する378、タイヤの沈み込みから空車のようです。
近距離輸送がメインなのでシングルキャブを採用し、マフラーの高さを低く抑えられているのは、積荷積載を考えている点とスリーパーを持っていないためだと思われます。
フラッグシップの379に対して378は軽量級の位置づけであり、集配や都市間の移動用が中心のトラクターである。見た目の違いでは378の方がノーズ長が若干短めになっており、グリルからフロントウィンドーまでの傾斜角が付いています。
撮影地 アメリカ ロサンゼルス
撮影日 2010年6月




【Peterbilt 379(378)】
推定年式 1987-2007年頃

レッドオーバルとニックネームで呼ばれるPeterbiltのクラシック調のフラッグシップモデルが379系です。
好評を得ていた前モデルの359をモデルチェンジし、1987年に379系の販売を開始。
ロングノーズで直線基調のクラシック的なスタイリングを維持したデザインはピータービルトを代表するトラックであり、その人気は映画「トランスフォーマー」ではオプティマスプライムに変形するトラックとして登場(丸目ライトになっているが・・・)するほどで、今でも絶大な人気を誇っています。

エンジンフードやキャビンはアルミニウム製で軽量化され(クラス8では一般的な構造)広いキャビンスペースとフロントの転舵角が広いこともあり、小回り性の良さもセールスポイントになっている。
                                         
2007年に後継モデルの389にモデルチェンジしたのですが、昆虫のようなヘッドライトを採用した以外は379と同じようなスタイルです。

| Peterbilt | 17:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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