<< 2012-06- | ARCHIVE-SELECT | 2012-08- >>

| PAGE-SELECT |

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

【スペースドリーム】 国産初の2階建てバスだが・・・

1980年代は高速道路網の発達と、折からの観光ブームによってバス旅行がますます盛んになった記憶があります。当時、私が小学生の頃には夏のイベントの一つとして”親子旅行”と呼ばれていたバス旅行がありました。

この親子旅行というのは、地域ごとに区切って行っていたわけですが、中型バス1台を貸切って各地の観光地まで日帰り旅行をしたもので、今は亡き熊本の”火の国ランド”、長崎の”オランダ村”、大分の”マリンパレス”など行った記憶があります。

バス車内ではバスガイドの話を聞いたり、みんなでゲームをしたり楽しんでいんたのですが、観光バスのデラックス化により、大人は「カラオケ」や「映画」を楽しみ、子供はゲームウォッチなどをやるように変化したように思います。

観光バスに対する事業者の要求はよりデラックス化を望み、次第に欧州バス的なスタイルや快適性を求め、昭和55年(1980)頃からは、ネオプラン、バンホール、MAN等の輸入車を観光バスに利用する動きも出てきており、競争がますます激しくなってきた頃に外国製の2階建てバスが出現したのです。

しかし、外国製バスは部品供給・サービスの対応等の面で不安があり、昭和58年(1983)のモーターショーには睦三菱ふそうエアロキング(1985年1月発表)、日野グランビュー(1985年1月発表)、日産ディーゼル・スペースドリーム(1984年11月発表)、といった国産2階建てバスが参考出品され、2階建てバスブームが訪れたのです。

しかし、当時の道路事情が大型2階建てバスが安全に運行できるとはいえなかった事と、日本では全高が3.8mに制限されていたので居住性が犠牲になり、観光バスとしては需要が一巡すると販売は伸び悩んだとか。

P_GA66T_1.jpg
画像は熊本県で余生を過ごしている日産ディーゼル・スペースドリーム。
ネット情報によると、1988年までに販売された台数は試作車を含め11台とのこと。

販売台数が少ない貴重な車両なので、出来れば公道復帰を期待したいのですが、いざレストアするにはかなりの労力が必要そうですね。

P_GA66T_1.jpg
国産初の2階建てバスとしてのインパクトもありますが、後軸が2軸化されている点も特別感がありカッコいいです。ネオプラン型のエアベローズに3角リンクを持つ独立懸架のサスペンションを採用し、シンプルな面構成で覆われたボディは富士重工業製のバスボディを架装しています。

【Nissan diesel Space dream (P-GA66T)】
推定製造期間 1984-1988年頃

1983年の東京モータショーでデビュー、1984年11月に発表。
RE10型 V10 370psエンジンを搭載。
全長11.96m 全幅2.49m 全高3.78m
乗車定員74名

絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★★
満足度 ★★☆☆☆
状態  不動車
撮影地 熊本県
撮影日 2011年12月

スポンサーサイト

| Large-size Buses | 20:54 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

>> EDIT

【Mega Truck】 フランス製の小粋なトラック

自動車業界は低炭素社会の実現に向けて、大手自動車会社も電気モーターを利用したEVの開発・販売をするまでに至りました。とはいってもEV自動車は100年以上も前に発売していたものの、内燃機関との競争に一度敗れた歴史があります。

いつかは石油枯渇による燃料費アップとEVインフラが整うことで、EV車の普及が一気に進むのは間違いないのですが、それがどのタイミングなのかは誰も予想できていません。

Mega_Truck_1.jpg
国産商用車においてのEV自動車は2011年末に”MINICAB-MiEV”が発売されましたが、海外に目を向けると私たちの知らないEV商用車があります。

その一台がこれ、「Mega Multi truck」

フランスに本拠を置くエクサム・メガ社(1983年創業)は、無免許で運転できるクワドリシクル(マイクロカー)の分野ではトップシェアを誇り、乗用車のエクサムと商用車のメガの2つのブランドを持つ企業です。マルチトラックはパワートレインをフロントに搭載し、EV、ディーゼル(クボタ製)、ガソリン等が選べ、パネルバン、ピックアップ、ダンプなど様々なボディを用意しているのが特徴です。

ドイツ シュトゥットガルトで撮影したMega パネルバンは、BIONADEというオーガニック清涼飲料水を運搬するボトルカーとして使われている車両のようですが、同行していたドイツ人にMegaについて尋ねると、「知らない・・・」と素っ気ない返事。

Mega_Truck_2.jpg
クワドシクルの車両規格によって、エンジン車は400cc以下、最高速度45km/hまでという縛りがあり、普通車との混合交通の中では邪魔な存在かもしれませんが、EVと低排気量ディーゼルを搭載しているので”環境アピール”には好都合なのでしょうね。

各機能部品毎のモジュールを部品メーカーから調達し、組み上げたような構造を採用し、車体はアルミ製ラダー・フレームに、樹脂製のボディが搭載されています。(着色されたボディはウレタン樹脂製のようです)

日本でも2011より、正規日本代理店であるエクサム・メガ・オートモビル・ジャパンから日本の軽規格に合わせてMegaを発売しているようですが、未だに一台も見たことがありません。

日本での車両価格(価格は発表当時)
EV車(シャーシ・キャブ)リチウムイオン電池仕様(助成金対象)485万円~
EV車(シャーシ・キャブ)鉛電池仕様(助成金対象外) 285万円~
ガソリン車(シャーシ・キャブ)189万円~

軽トラックであれば60万円から買えるので、価格的に大きなハンデがありますね。
それとEV車の問題点はヒーターによる暖房が不得意なので、キャンピングカーで使っているような”べバスト・ヒーター”のようなものを付けないと冬場は辛そうです。

| Other European | 10:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

>> EDIT

【Condor Wide】 荷台もキャビンもワイド×2

ここ数日、昼間の気温は30度を超すようになり、夏を感じさせるようになってきました。
夏バテする前に、土日と有休を付けて北海道に行く計画を立てており、新たな旧型トラックとの出会いに期待しています。

過去に北海道を旅した際には、「日産ディーゼル コンドル ワイド」のレアな車を発見。

UD_CONDOR_WIDE_1.jpg
5月連休前後はジャガイモの種付け作業を始める時期で、長い冬眠から覚めた小・中型トラックが農家の庭先や農地に停められており、その旧型車両を見かける頻度の多さに圧倒されます。このコンドル・ワイドも朝日が昇る時間から農作業の準備をしており、半分寝ぼけたかのような雰囲気でした。

過積載を繰り返したためなのか、キャブと荷台の部分のフレームが曲がっているように見えますが、どうなんでしょう。

UD_CONDOR_WIDE_2.jpg
1980年(昭和55年)12月より、”キャブ幅段差規制”が施行され、キャブ本体幅と荷台幅の段差を片側100mm以内に収める必要があり、三菱ふそうFKやいすゞフォワードは中型トラックのキャブを左右に広げたワイドキャブを登場させ、日野レンジャーはドア~ベッド窓付近のサイドパネルの幅を広げて対応。
そして日産ディーゼル コンドルは大型トラック(C系)のキャブを強引に搭載する手法を採用しています。

コンドルワイドの室内空間は大型並みという利点があるものの、全体のバランスが(特にフロントタイヤが内側に入り込み過ぎ)悪く感じます。
また、丁度この頃、左折時の歩行者巻き込み事故の問題があって、大型トラックのキャブを流用しているのにもかかわらず、左側ドアにはセーフティウインドウが取り付けられています。

この車両の残念な点は、ノンオリジナルのバンパー装着です。いすゞニューパワー(後期型)?と思われる、上下髙のあるバンパーを装着していて、ノーマルとはちょっと違った印象を感じます・・・


【Nissan diesel Condor Wide】
推定製造期間 1980-1983年頃

1980年10月、「コンドル・ワイド(4.25t積)」を発売した。
1983年に2代目コンドルが登場するまで、大型キャブを搭載したコンドル・ワイドはその短い生涯を終えたのでした。

絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 北海道
撮影日 2010年5月

| Nissan diesel / UD | 20:57 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。