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【いすゞ ニューパワーV10SS】 ゴリラ顔のダンプ

最近はご無沙汰している旧型トラックといえば、いすゞニューパワーのゴリラ顔。
昨年の5月以降、実車を見ていないせいか最近は恋しくなっています。

70年代の大型トラックといえば、武骨で男っぽい日野ZM/KF系、エレガントな三菱ふそうF系、そして野暮ったいニッサンディーゼルC系といすゞニューパワーのゴリラ顔というイメージをもっていました。

本来、丸みのあるキャビンは「親しみやすい」とか「優しい」というイメージがあるのに、大型のグリルが強さを主張しているせいか、ちょっと外したカッコよさになっています。ブサカッコいいといいましょうか。


過去の写真ですが、このゴリラ顔は2008年頃まで宇都宮市内で見ることができた車両です。
日光街道の道路整備、陸橋の造成などの現場で平成の車両に交じって頑張っているのを見かけました。
画像は資材置き場周辺の整備をやっていた時のもので、荷台には切り落とした樹木を積んでおり、周囲はユンボの作業する音が響いていました。


長い間、雨風と強い日差しに当たっていたせいか、キャブの塗装面は年式相応の痛みがみられます。右側のライト周辺のメッキ部が錆で変色しているのですが、左側のライト周辺(ベゼル)は部品交換しているかのような新しさです。よく見ると左右のウインカーも違っていますね。

【Isuzu Newpower V10SS】
推定年式 1978-1979年
絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 栃木県
撮影日 2006年6月



最近の大型車両は排出ガス規制をクリアする直6クリーンディーゼルを搭載するのが主流になっていますが、70年代はマルチシリンダーで高出力のエンジンがステータスであり、グリルに付けられたV10SSのバッチがとても誇らしげです。
クリーム色と小豆色のカラーリングは絶妙で、ゴリラ顔によく似合っていると思います。ディティールに目を移すと、ホイールには定番のステップリング、エアインテーク部のガーニッシュはメッキ板で覆われていますね。
プロテクターは潰れ、荷台全体がくたびれた感じになっていますが、”男は背中で語る”と言っているようで頼もしく感じました。


【Isuzu Newpower V10SS】
推定年式 1978-1979年

1967年、大型フルキャブオーバー車としては2世代目となるモデルに更新される。
固有名称は与えられず、TD/TP/TM等の形式名でボンネットトラックと併売された。
1970年、12L 直噴E120型エンジン(250ps)を搭載しパワーアップを図ったTMK-E型が登場。
1974年、高速・高出力化に対応した直噴12.5L 10PA1型(295ps)SR系「ニューパワーV10」エンジンが登場し、ニューパワーZエンジンを含めてエンジンバリエーションの拡大が行われた。

1972年、最初のビッグマイナーチェンジが行われる。260psにパワーアップしたE120エンジンは新たに「ニューパワーZ」の愛称が与えられると同時に、キャブは基本スタイルをそのままにフロントオーバーハングを延長したレイアウトに変更され(キャブの搭載位置を前側に移動)フロントスクリーンはセンターピラーレスの一枚ガラスへ変更。その他フロント周りのデザインを変更しグリル、バンパー等の変更やドア下のステップも大型化された。

1976年、大型ラジエーターグリルを装着した「ゴリラ顔」にマイナーチェンジ。車体側は安全性と耐久性の改善が図られる。
1978年、ライバルメーカーの出力競争に対向した高出力エンジン「V10SS」を追加。
最高出力320psを誇るエンジンは当時のクラス最強で、セールス上の大きな武器になった。

1979年、2度目のビッグマイナーチェンジが行われ、昭和54年 排ガス規制に対応した新モデルに切り替わる。
フロントフェイスは直線基調のデザインになり、4本のグリルバー等によりスッキリした印象になる。
助手席側のドアには安全窓が追加され、テールライト等の灯火類も視認性の高い形状に変更された。

1983年、新大型トラックの810が登場。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 栃木県
撮影日 2008年5月


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| Isuzu | 21:52 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ニューパワー中期は地元では絶滅済みですよ。僕も最後に実車を見たのは去年ですね…

ニューパワーと言えばエンブレムが面白いんですよね。僕が見た中期は直6エンジン車なので、エンブレムも型式でした。

ニューパワーは個人的にかなりデザイン性が高いと勝手に思ってます。ドア下のフェンダーからバンパーへのつながる乗降性無視のラインと言ったら…他社とは全く逆方向の路線ですけど、僕は嫌いではないです

| EP100 | 2011/09/25 22:52 | URI | >> EDIT

ニューパワー・・・・私はこの無骨なデザインは好きなのですがふそうや日野と比べて若干知名度が劣ると言いましょうか。


ブサカッコいいといえば日産ディーゼルのC系もそうですがニューパワーも負けてませんよね(笑)


実は私も一昨年に都内の幹線道路でニューパワー後期型を目撃しております・・・・。
もう幻とも言える光景でした(笑)

| 車大好き兄弟 | 2011/09/26 00:11 | URI |

うーん、いすずってのは凄いですね。
S43のTMKからS58の810まで基本同じですからね。
大きく分けてS47からの中期とS54からの後期ですが、自分は中でもあまり有名でない中前期が好きで、当時ダイヤペットだかのミキサをもっていました。
既にキャブだったか、グリルだったかに『Z』のモールドがちゃんとありました。
ビッググリルにマイチェンした際、なんだかスマートさがなくなり、子供ながらガッカリしたのをよく覚えています

マジンガーZ、フェアレデイZ、ホンダZと70年代前半はZ流行でした。
リアルタイムで懐かしいです

| 元はとばす | 2011/09/26 18:44 | URI | >> EDIT

ニューパワー、また懐かしいクルマですね・・・どこかの消防車で見かけた位でトラックやダンプは最近見かけません。

この時代の自営ダンプ屋さんはまさに黄金期! 今と違って燃料も安く、川砂積んで朝から晩まで走りっぱで荒稼ぎなんてザラな話。
そんなバブルな時代だったからか、カスタムキャブ・メッキパーツがついた自営ダンプ屋上がりの現存車も多いハズです。フォトの建設屋のクルマもそんな風ですね。
昭和40年前半期からこのニューパワーの後の、ドアが四角、左安全窓の付いた、まるでデザイン性のない人の良さそうなオッサン面のモデルまで同じキャブが長年使われたのは信じがたいいすゞの車風・・・。
変わったところと言えばギアのシフトが(サイドBの奥)から横に伸びていて初めて乗った時は少し悩んだ・・・と同車に乗務経験のある友人談です。

お祭りの屋台、観光地のみやげ物屋に陳列してある(そんなデカイの誰が買うのか?)おもちゃでニューパワーを含めいすゞ車は多かった気がします。

| toshi | 2011/09/27 00:26 | URI | >> EDIT

EP100さま

そちらでは日野ZMの現役車が居たそうですね。いすゞゴリラ顔も居てくれる事を願っています。

おっしゃる通り、フェンダー及びステップの形状は独特ですね。FRPで出来ているので腐食に強いのですが、衝撃によって割れてしまっている車両も多いですね。デコトラでは強引にメッキ化した車両も居ましたよ。

| Route★ZERO | 2011/09/27 07:26 | URI |

車大好き兄弟さま
ニューパワー後期型というと「ロボット顔」と呼ばれるモデルですね。写真を拝見しましたが、都内というロケーションを考えるとまさに腰を抜かす程の衝撃ですね。
地方でも徐々にロボット顔は消えつつあります・・・

| Route★ZERO | 2011/09/27 07:31 | URI |

元はとばす様
そうですね、TMK時代から考えると同じデザインのキャビンで15年前後も造っていたのには驚かされますね。

なすほど、この時代には"Z"という呼称をいいイメージで採用されてたんですね。その後80年代には軽自動車やバイクに"ZZ"という記号も現れていたのも懐かしいです。

| Route★ZERO | 2011/09/27 07:41 | URI |

toshiさま
皆さんの「ニューパワーのゴリラ顔を見ていない」と聞いて、現存車の少なさをあらためて感じました。
自営ダンプ屋さんの黄金期のお話、ありがとうございます。
川砂を取りすぎて枯渇した所もあったそうですが、今と比べると当時は景気の良い逸話ですね。

お祭りの屋台、観光地のみやげ物屋のおもちゃニューパワーの件ですが、私も見覚えがあります。
近所では60㎝程のプラスチック製のニューパワー(ロボット顔)のダンプカーを持っている子供が多くて、当時はここまで大きなおもちゃが無かったので強く印象に残っていますが、なぜか欲しいとは思わなかったんですよね・・・

| Route★ZERO | 2011/09/27 07:56 | URI |

はじめまして

はじめまして。
クルマと鉄道が好きなAJPと申します。
自動車は 前の会社が運送会社だったこともあり、商用車に親しみがわきます。

ニューパワーといえば、先日12月に鹿児島市交通局の市電の車庫にイベントがあり、行ってきたのですが、現役で災害復旧用に残されていて驚きました!

| AJP | 2013/02/13 03:41 | URI |

個人的にこの「ゴリラ顔」いすゞニューパワーと言うと助手席に貼られた「梶芽衣子」ポスターの印象が強烈です。
アップしてくれたのと全く同型のV10SSに原寸大の梶芽衣子―運ちゃんは「隣に美しいお姉さんが乗っている」ことを表現したかったのでしょうね。
甲高いV10サウンド、マッシブなキャブデザインと大型ダンプの代表格を日野ZMと争う「隠れたる逸品」。

| 真鍋清 | 2013/02/13 23:01 | URI |

AJP様
こちらこそはじめまして。
鹿児島のゴリラさんはまだ健在でしたか。
なかなか鹿児島方面に行く機会が無いので、未確認の日産ディーゼルのTW50ダンプ、ふそうT951共々見てみたいです。

真鍋清様
未だに謎ですが、何で当時はヌードポスターを平気で助手席に貼っていたんですかね? エロの自己主張に美学があったとも思えないしよく分かりません。単なる流行だったのかな。

個人的に当時はこのゴリラ顔を古臭い感じに思えていたので、日野、三菱ふそう>日産ディーゼル、いすゞというイメージでしたね。

| Route★ZERO | 2013/02/16 18:57 | URI |















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