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【日野レンジャーKL】 アオシマのプラモデルの記憶とKL

1980年代初頭、初めて買ったデコトラのプラモデルといえば、アオシマの走るデコトラ「風雲児」だったと思います。
おもちゃ屋の陳列棚の高い所にはバンダイの1/20トラック野郎シリーズ、アオシマの大型デコトラシリーズ、などが戦艦やバイクのプラモデルと共に陳列してあり、小学生の私にとってはとても”眩しい商品”でした。

お小遣いを貯めてやっとの思いで買えたのが中型トラックの”レンジャーKL”。

物凄く嬉しかった記憶があります。

しかし当時のプラモデルは走らせる事に主眼を置いていたせいか、細かな部分で「実物と違うじゃん」と小学生にでも分かるレベルで、特にキャビンと箱のバランスの悪さとホイルや行燈の再現の悪さにちょっぴり残念な思いをしました。

Ranger KL-1.jpg
こちらが北海道で現役のレンジャーKL(後期型)。
この顔を見ると当時のアオシマのプラモデルを思い出してしまいます。

デコトラ仕様と違って飾りは一切無く、作業性を重視した造りになっています。
荷台は畜産農家に多い”アルミブロックの平ボディー”仕様で、鳥居上部にはシートカバー収納BOXを取り付けられているのがポイント。装着しているタイヤは泥濘などの走破性が良さそうなブロックパターンになっていて、北海道らしい仕様になっていました。

Ranger KL-2.jpg
フロントエンブレムには”RANGER-SD”とあるので、1977年発売のトップグレードKL-SDと思われます。(SDのエンジンは”赤いエンジン”シリーズの中型版で、レンジャーKLのトップグレードを意味します)

簡単にグレード名と搭載エンジンを見てみると以下の通り。

【Ranger KQ】・・・DQ100型 直6 OHV 4.507cc 110ps
【Ranger KL】・・・EC100型 直6 OHV 5.010cc 120ps~130ps
【Ranger KL-S】・・EH100型 直6 OHV 5.871cc 145ps
【Ranger KL-SS】・・EH300型 直6 OHV 6.211cc 155ps~160ps
【Ranger KL-SD】・・EH700型 直6 OHV 6.443cc 165ps~170ps

この時期は各社パワーアップ競争が盛んだったこともあって、毎年のようにエンジンの改良が行われていました。


【Hino Ranger KL(後期型)】
推定製造期間 1977-1980年頃

1969年、普通免許で乗れる最大サイズの中型トラック市場に参入。
フルチルトキャブを採用して整備性を向上させ、エンジンは新開発の直6のEC100型(120ps)を搭載。
1970年、マイナーチェンジでEC100型エンジンをパワーアップ(130PS)。 外観はワイパーが対向式になり日野のウイングマークが採用された。
1972年、マイナーチェンジを行い中期型になる。外観上の変化点はグリルやバンパーのデザイン変更とウインカーと車幅灯を分割したタイプになった。幅広ボディや6t積がラインナップに加わったのもこの時期から。
1974年、ハイパワーエンジンEH300型(155ps)を搭載したKL-SSが登場。
1975年、内外装を大幅に変更され後期型になる。フロントグリルは”SDグリル”と呼ばれる2段式グリルの採用、室内は操作性の向上などが改善される。
1977年、”赤いエンジン”と呼ばれるEH700型を搭載されたKL-SDを発売。
1980年、風のレンジャーシリーズの登場により生産終了。

日本の中型トラックの中で、今でも人気の高いモデルである。

絶滅度 ★★★☆☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 北海道
撮影日 2011年10月


Ranger KL-3.jpg
これが例の走るデコトラ”風雲児”
数年前に復刻生産されたようで、復刻品であれば比較的入手しやすいと思います。
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| Hino | 17:05 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

やっぱりこの顔です!!
この年式では珍しい気がする純正アルミブロックですか。高かったんでしょうね…
ってか、いま残っているのって9割がSDですよね。KQや、後の風レン4Lとかの最廉価モデルは画像すら見たことないです。
高出力仕様とは言え所詮170馬力ですし、確かパワステなんかのオプションはSDでしか選択できなかったらしいので、こんな現状なんでしょうね。

お金があれば1台くらい欲しいモデルです。中型免許取得が先ですけどね…

ちなみに、僕が初めて買ったトラックのプラモは青島の日野KF中期でした。最近の話ですいません…トラックのプラモは高いですよね。

| EP100 | 2011/11/28 22:33 | URI | >> EDIT

この年式にしては相当綺麗な個体ですね。
5年程前にとある都内の裏道にこの顔が止まっていた時は本当に驚きました・・・。
こうゆう時に限ってカメラを忘れてしまうという私の悪い癖が出てしまったんですよね(笑)


そして現存している個体の中でもKQはかなり希少でしょうね。

それとかなり希少種であるKJやKRですが、現存する個体は果たしているのでしょうか・・・。

| 車大好き兄弟 | 2011/11/29 00:22 | URI |

EP100様
おっしゃるとおり、Ranger SDの生存率は高いし、廉価グレードは見る事がないですね。
乗用車の新車販売でいうと、割安な価格という印象付けの貯めに装備を剥ぎ取った廉価グレードを設定します。最低ランクは嫌という人の心理も上手に配慮しつつ、収益のあるグレードにお客を誘導させる訳です。ひょとするとKQなどはそういう役割だったかもしれませんね。(注意:仮説です)

最近のプラモは中高年向けの商品が多くなり、価格が高くなってしまいましたね。一番星号は出来がいいけど15.540円ですから・・・

| Route★ZERO | 2011/11/29 20:53 | URI |

車大好き兄弟さま

他の車両では、年に数回しか動かさず車庫に保管しているので、30年以上経っているのに新車同様のブツもありますよ。

都内は土地代が高いから、場所を取るトラックはあまり見かけませんね。まして70年代の車両など。

Ranger 6D(KR)というと、消防車両の水槽車が若干残っていると思います。KJ(6t積コンテナ車?)は見ないですね。

| Route★ZERO | 2011/11/29 21:04 | URI |

僕も小学生の頃、アオシマの名前は忘れましたがレンジャー平ボディのデコトラをお年玉かなんかで買いました。
棚段の上にあったので期待して持ち帰り、箱を開けてみると実車との違いが大幅にあってガッカリした覚えがあります。

近所に日野KFと7tのSDが駐車してあり、日頃から観察していたのであのフォルムは脳裏に焼き付いていました。

今考えればアオシマも随分派手に手抜きしていたんだな・・・と思います。

今回、主題のレンジャーKLですがこんなにも昔にグレード分けされていたんですね。知らなかったです。
排気量も上と下では2L近く違いますし、さらにミッション、デフも組み換えればバリエーションはかなり多いと思います。
グレートは分かりませんが同型車を一度だけ運転した事がありますが同年式4tのふそうやいすゞとはまるで違う室内、特に大きなドライバーシートと狭い寝台が非対称で印象に残っています。あれで長距離していた人はすごいですね・・・。

走り出したフィーリングは、やっぱり"一般的な古い貨物車"と言う感じでした。ですがギアやハンドリングは日野らしく、古くても、とても素直で乗りやすいと感じました。
車型違いですがKMだったかな? ベットレス車、18年くらい前にこちらの散水車を水撒き作業の為に何度も運転しましたがKLと同じフィーリングで意外に乗りやすかったです。
今でも平野の郊外で見かける事がありますが現役で活躍しているのを見ると感動しますね。

ちなみにレンジャーはこの型の初期からライジングレンジャーKC-FD初期まで特有のフィーリングは変わらない気がします。
排ガス規制や重量制限とかが影響しているんでしょうね。

| toshi | 2011/12/03 21:13 | URI |

toshi様

1970年代後半から1980年代中盤頃のデコトラプラモは、小学生の視点ながらどれも不満がありましたね。
バンダイ1/48トラック野郎シリーズ(1200円)はズングリした形で玩具っぽかったし、始めて買ったアオシマ1/32大型シリーズ、三菱ふそうザ・グレート金剛丸はショートボディで行燈やマーカーは実車とかけ離れてるし。
中学の時に買ったバンダイ1/32トラック野郎シリーズは映画出演車両と違う絵柄だったけど、バランスもいいし良く出来ていました。でもすぐにタイヤが割れちゃって(こんな形⇒C)悲しくなりました。

レンジャーKLは運転をしたことが無いので、インプレッションは有難いです。乗用車もそうですが、各社にそれぞれ乗り味や操作の癖があり、好みのメーカーとか出てくるんですよね。

書かれているとおり、昔は道路状況が悪い上に車の性能も悪かったので、長距離での運転は大変だったと思います。

| Route★ZERO | 2011/12/06 08:21 | URI |

日野レンジャーKL-SDは小生の自宅のある埼玉県でも割りと1990年代初頭まで現役で稼働している個体があったほどです。
直噴の赤いエンジン、6443cc/170psで今では2トントラックでも出せる数値ですが、1970年代末ではまさに画期的で小生を筆頭にファンたちは痺れたものです!!
そんな「ミケロッティキャブ」レンジャー4tシリーズにはKLだけでも145ps(KL-S)/155ps(KL-SS)/170ps(KL-SD)と三種のチューンがあったのみならず、110psの予燃焼室式バージョンたるレンジャーKQまでが設定され、とにかく結構過ぎるほどのワイドバリエーションだったと記憶しております。
レンジャーKQは小生の住む市の弁当加工業者が使っていたのもさることながら、シリーズきっての安売りバージョンという意味で同時期のブルーバード1600DX/GLが彷彿されてなりませんが如何でしょうか―無論レンジャーKL-SDが1800SSS-E、中間的なKL-SSが1800GL辺りとなぞらえた上での話です。

| 真鍋清 | 2012/10/15 05:53 | URI |

真鍋清さま
日野レンジャーKLやKMであれば、1990年代前半まで別に特別な思いを持たず普通に見ていた感じだったとおもいます。

エンジン種類グレードに関してですが、種類がいっぱいあったらあったで、メーカー側は大変なんですよね。
特に排ガス法規クリアはもちろん、衝突安全性の確認、MTOC(モデル・タイプ・オプション・カラー)の組み合わせが膨大になり、管理するも大変ですし、何よりもお客様が自分にとって何がBESTな選択なのかが分からなくなり、決断するのに迷いが生まれるんです。(乗用車の場合)

| Route★ZERO | 2012/10/20 20:17 | URI |















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