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【ダイハツ ミゼット DKA / DSA型】 幌付3輪スクーター型トラック

ダイハツ ミゼットといえば、映画「ALWAYS三丁目の夕日」や1990年に公開された「稲村ジェーン」で有名になったフルキャビンのMP型をイメージする人が多いと思いますが、初期型のDKAやDSA型もエポッキングなモデルとして忘れてはなりません。

もともとダイハツは1935年(昭和10年)に発売した”ダイハツ号(500~750cc)”のヒットでこの軽3輪車ジャンルには一日の長があり、当時の乱立したメーカーの中において1937年には5122台(シェア33%)を誇ったそうです。

時代は1950年代に移り、ダイハツは三輪トラックが豪華/大型化していたスキマを狙って”軽”三輪トラックの開発を着手。1956年(昭和31年)夏のある雨の夜に大阪梅田を歩いていた同社社長と専務は、ビールを積んだスクーターが横転し、すべてのビール瓶が割れるという光景を目撃した。こんな時に幌付三輪スクーターがあったら・・・という発想が生まれ、ミゼットの開発に活かされたというエピソードがあります。

1957年8月に発売されたミゼットDKA型は、当初月産500台で計画していたが翌年になると売れ行きが急増し、以降続くミゼットブームが到来したのです。

Midget_DKA_1.jpg
某イベントに来場していたDKA型と思われるミゼット。

「小回りが効く」「扱いやすくて経済的」という小口運搬の使用用途に適した車両として、ハーハンドル、幌製キャビン、一人乗り、キック式スターターという特徴をもっており、徹底した無駄のないシンプルな造りは、技術者目線で見ても素晴らしく思います。

全長2.54m、全幅は1.2mという小さなボディは、車両重量300kg程で最大積載量も同じく300㎏。
前途のビールや米、醤油、ビールなど商店の配送用として活躍していただろうと想像すると、前掛けエプロンを付けて運転したくなりますね。

Midget_DKA_2.jpg
中央部のトンネル内部にエンジンとミッションが収まっていますが、一方で太ももで挟むことによってコーナーで体勢をカッチリと保持できるという役割を持っています。

強制空冷式2サイクル単気筒の250cc。最高出力は8ps(のちに10psへ)で最高速度は60km/h程。シフトはHパターンで前進3速+バックの組み合わせ。

荷台後部の給油口から混合油(オイルを混ぜたガソリン)を給油し、デフ後部の燃料タンクに10Lを蓄えることができるのですが、後突事故においては車両火災の危険性があり怖いですね。
(このミゼットは全方位事故そのものが危険だけど・・・)

Midget_DSA_2.jpg
こちらの車両は群馬のイベントで出会ったDSA型と思われる車両。
サイドドア付になり最高出力も10psにパワーアップし、最大積載量も350㎏に強化されています。
こちらの車両も非常に綺麗な個体を維持しており、あまりの美しさにうっとりしそうです。

Midget_DKA_4.jpg
1959年(昭和34年)にはタイ、インドネシア、フィリピン、マレーシアなどの東南アジア諸国やペルー、ドミニカ、ベネズエラなどの輸出を開始。(対米仕様にはMPA型(のちのMP型)の800台が成約される)
画像はそのパンフレットの一部を抜粋したもの。


【Daihatsu Midget】

名前の由来は英語でMidget「超小型のもの」の意味から。

【DKA型】 1957年8月に発売される。バーハンドル一人乗り、キック式スターター。

【MPA型】 1959年4月に対米輸出向けとして登場。丸ハンドル二人乗りで全鋼製キャビン。

【DSA型】 1959年8月、DKA型の改良版として登場。馬力アップ(8→10ps)最大積載量の増加(300kg→350kg)、この型でサイドア付も登場。

【MP2型】 1959年10月、MPA型(対米輸出モデル)の国内版として登場。

【MP3型】 1959年12月、荷箱が拡大され350㎏積になる。最高出力は12馬力に。

【MP4型】 1960年5月、サイドドアの窓が上下に昇降できる。

【MP5型】 1962年12月、ルーフが幌からスチール製に変更され、外気導入口も拡大。

1971年に生産終了。
1957年~1971年までの生産台数は317.152台(輸出台数 19.382台)
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| Daihatsu | 01:07 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

バーハンドルのミゼットはもう立派な博物館モノですね。ってか、シフトレバーがその位置ですか…ものすごく操作し辛いんじゃ…?

今までドア無しのDK型らしい廃車体を1台だけ見たことがあるんですが、炎上したのか骨組みだけでサビサビでした。

| EP100 | 2012/03/05 21:44 | URI | >> EDIT

EP100様
ミゼット(DKA/DSA型)だと、昭和をテーマにした博物館などにもってこいの素材ですね。街中で走行する姿を見ることはイベント等以外は難しそうです。

DK型は原型が留めている車体であればレストアする方も現れそうですが、目撃された廃車体の場合、路上復帰は無理そうですね。

| Route★ZERO | 2012/03/07 08:19 | URI |















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