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廃トラックの有効活用!?

北海道を旅した際、偶然立ち寄った小さな漁村で廃トラックの大群に遭遇。

「これが噂で聞いたことのある廃トラックの聖地か!」と気付いたのはしばらく経ってから。

防波堤沿いに並べられた廃トラックの数は40~50台にのぼり、そのほとんどが1970年代に生産された中型トラックです。ボディ形状は平ボディばかりで、現役の頃は周辺の牧場や農家で使用されていた自家用トラックがほとんど。

これだけの数の廃トラックが並ぶ光景は、ネットの世界でも見た記憶がありません。

Trucks_All_1.jpg
何故“廃トラック”がこんなに集まっているんだろうか? 
疑問を解くヒントは荷台のブルーシートの中身やミラーに巻かれたロープ。

トラックの荷台には漁業で使う網などが満載されており、雨風をしのぐ為のブルーシートが掛けられているのです。そう、漁業用の道具置き場として廃トラックを活用していたんですね。

ここに集まったトラックたちは、公道を走れなくなってはいるものの、ちゃんと自分の役割を果たすべく静かに漁村で働く人たちを見守っているのでした。

Trucks_All_2.jpg
日産ディーゼル コンドル3兄弟。
(左からコンドルワイド、初代コンドル(前期型)、初代コンドル)

ドア、フェンダー、ルーフは錆が進行して穴があいていますが、かろうじて原型を保持。
潮風や直射日光を受ける最悪の保管条件の中で、耐え忍んでるかのようです。

Trucks_All_3.jpg
左から日野レンジャーKL、いすゞフォワード(SBR系)、いすゞエルフ350、三菱ふそうFK(後期型)

キャビンはしっかりしているものの、グリルやバンパー類の脱落や変形が痛々しく、単に風化したというよりは、作業中に変形したのか悪戯されたように思えます。

Trucks_Fuso_T65_1.jpg
ここからは印象に残った個体を中心にご紹介。
最初は三菱ふそうT650系の前期型(1970-1973)

メッシュグリルが特徴の前期型は、現在において現役車はもちろんのこと廃車体もあまり見かけません。ワイパーが垂れ下がっているのは、冬場の雪の重みによってピボット部が舐めたのかもしれませんね。

Trucks_Fuso_T65_2.jpg
三菱ふそうT654の後期型(1973-1976)
置かれた時期や場所によって条件が違うとは思いますが、この時期のトラックは意外とタフで、フレームはあまり変形しておらず、キャビンも原型を保つものが多いのにビックリです。

Trucks_Fuso_T65_3.jpg
三菱ふそうT65系の後期型(1973-1976)
現役時代は牧場で使っていたのだろうか、荷台はワイドボディを架装。
まだまだ頑張れそうな雰囲気がありますね。

Trucks_Hino_Ranger_1.jpg
日野レンジャーKLの初期型(1970-1972)
レンジャーKLシリーズが登場したのは1969年ですが、日野バスマーク、ワイパー形状から最初のマイナーモデルチェンジが行われた後のモデルになります。涙目のヘッドライトベゼル、アンバー1色のウインカー、メッシュグリルが特徴の初期型は貴重なモデルになってきました。

Trucks_Hino_Ranger_2.jpg
日野レンジャーKLの中期型(1972-1975)
この型のレンジャーも耐久性があり原型を保ったものが多いですが、どれも天井の内貼りが落ちています。

オーバル型ミラーの縞模様は、70年代車の雰囲気満点。

Trucks_UD_Condor_1.jpg
日産ディーゼル コンドルの中期型(1979-1981)
後期型とはNissan Dieselと書かれたガーニッシュとミラーの支持方式が異なる点位しか外観上は判別できません。

こうしてみるとヘッドライトベゼルが赤いせいか”歌舞伎のメイク”を連想します。

Trucks_Isuzu_Forward_1.jpg
いすゞフォワードSBR系(1972-1975頃)
この型は「ムーミン」だとか「カバ」「だるま」など、いろんな愛称がついています。
画像では分かりにくいですが、ベッド付キャブの珍しい車体でした。

Trucks_Isuzu_Forward_2.jpg
いすゞ フォワード FX系の前期型(1975-1979)
メッキグリルに小型のマーカーランプと、現役時代は多少デコっていたのかも。
FX系フォワードも最近は現役車を見かける頻度が少なってきた印象です。

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| 未分類 | 22:41 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はじめまして。profia675ともうします。
廃トラックもこんな活用の仕方があったとはビックリです。
それにしても、ほとんどが70年代のトラックとは恐れ入りました。

| profia675 | 2012/08/08 23:14 | URI | >> EDIT

profia675様 はじめまして。
廃車になったトラックは、アルミバン等は倉庫代わりに使っているのを見ますが、平ボディはあまり見ませんね。

平ボディだと高床式倉庫の代わりになり漁業道具が傷まないのでしょう。

それから、70年代車よりも80年代車の方が痛みが激しいように感じたのですが、80年代車は積載量を少しでも増やすために板厚等を合理的な厚さまで薄くしたのかもしれませんね。

| Route★ZERO | 2012/08/11 11:56 | URI |

こりゃすごい…
コンドル3台並びやT650前期、レンジャーKL前期、ベッド付きフォワード…感動です。
日野はやはりルーフ周りが癌なんですね。
地元で撮影していて、サビ方もメーカーごとに特徴があるように思います。いすゞはスポット的に深い穴が開いている場合が多いですし、ふそうは広く浅くこんがりとサビてるイメージです。この画像は海沿いだからか全体的にサビが進行してますが、その傾向が微妙に感じられました。

| EP100 | 2012/08/11 20:21 | URI | >> EDIT

EP100様
70年代の中型車両がほぼ揃っている状態なので、一台一台じっくり見ようとしたものの、数に圧倒されて駆け足での撮影になってしまいました。 これが実働状態であればもっとよかったのですが・・・

さて、各社毎に錆び易い箇所など特徴が見られますが、条件を横並びで比較した訳ではありませんので、私のコメントは控えたいと思います。

中にはキャビン、ボディともに錆錆びなのに、ステン製のバイザー等の飾りだけは綺麗なものがありましたよ。

| Route★ZERO | 2012/08/12 14:26 | URI |

ベテランである貴方が圧倒されるということは本当に猛者揃いなんですね(笑)


レンジャーKLも単色ウインカーの初期型と中期型というコンビがグッときますね。実動車でないのは残念ですがそれ以上に天井が抜けているのが更に残念ですね・・・。


さて、この軍団の中でもこのコンドルだけは形がしっかりと残っていますね。平ボディによく見るアオリの歪みもないですし。現役時代は大切にされてきたのでしょうか。

| 車大好き兄弟 | 2012/08/12 23:48 | URI |

車大好き兄弟様

ベテランと呼ばれるとちょっと”くすぐったい”です。
なかなか役者揃いの場所であったので圧倒されてしまいました。

現役の初期型レンジャーは見かけないですね、レンジャーKLシリーズも北海道では随分と減ったように感じました。

レンジャーの天井の件ですが、本文中の書き方が悪かったようで、内装が落ちているというと書きたかったのです。

| Route★ZERO | 2012/08/21 21:57 | URI |

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