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【三菱ふそうT44】 ジュピターを継承したトラック

三菱日本重工業時代から三菱ふそうの初期にかけて、爆発的な人気となった中型ボンネットトラックのジュピターと同キャブオーバー型のT620型ですが、その両者のいいとこ取りをして開発されたのが中型キャブオーバー型のジュピターT40型でした。

ところが、三菱ジュピターT40型と、三菱ふそう時代になって再販されたT44型は販売台数が思うように伸びなかったためか、平成以降になると関東エリアでの目撃した事がなく、「絶滅危惧種」としてリストアップしていました。

Fuso_T44_1.jpg
そうした状況下、北海道でふそうT44型を1日に2台見ることができました。

まずは一台目、中古トラックを取り扱う場所に置かれた車両で、付近に関係者らしき人がいたので声を掛けるとアジア系のバイヤーでした・・・

アラスカグリーンのボディーカラーとシルバーのグリル周りは三菱キャンターT200系にも継承されているので、遠目だとキャンターT200系に見間違えてしまうほど雰囲気は似ているのですが、T44型はベッド窓を持つ点が大きく違います。

足元にスタンダードタイプのホイールキャップが装着している以外はオリジナルを保っており、個人的に理想の姿に近いこともあって、保管場所と資金的な余裕があれば購入したいのですが、現実的には厳しいです。

画像では分かりませんが、ルーフは落下物の影響なのか全体的に凹みがあり、コーナーパネル付近も軽度の損傷が見られますし、シート表皮も経年変化によって破れが大きくてベースのウレタンが見えている状況でした。

Fuso_T44_2.jpg
フロントにはFUSOエンブレムとメッシュグリルにはバスマークが付き、三菱ふそうブランドを引き立てていますし、また積載量を表す3.5tonのエンブレムも立体的なものが付いています。

ラジオアンテナは、この時代のキャンター同様、コーナーパネル付近から生えているのも特徴です。コーナーポールとして車幅感覚を掴むのにも便利だったのかもしれませんね。

バンパー&フォグランプ周辺のデザイン処理はキャンターT200も同様のデザインを採用しています。

Fuso_T44_3.jpg
続いて別のT44型ですが、こちらはファームダンプ仕様として使用された後、牧草地付近で余生を送っていました。キャビン周りはしっかりしていたものの、フロントパネルは塗装のクラックから錆が発生し、塗装が周辺ごと落下している状況です。

実はこの車体、以前から知っていたのですが、遠目でキャンターT200型と思っていたので撮影を見送っていたのですが、ベッド窓の存在でT44型だと気付き慌てて撮影したのでした。

Fuso_T44_4.jpg
架装部は所有者が効率的に作業し易く改良しており、木材を積み上げるとデカ箱ダンプ風として使えるのは、ファームダンプ仕様の定番ですね。最大積載量は3.5tですが、果たしてどこまでの重量に耐えていたのでしょう。

テールランプはキャンター系と同様と思われる丸型2連タイプを使っていました。


【Mitsubishi FUSO T44】
推定製造期間 1972-1976年頃


中型ボンネットトラックの三菱ジュピターは昭和34年(1959)7月に発売して以来、好評を博してきたものの、昭和39年(1964)にキャブオーバー型の三菱ふそうT620型が発売されると爆発的な人気になり、中型トラックの分野においても、次第にキャブオーバー型が主流を占めるようになり、ボンネット型トラックは次第に衰退していきました。

ボンネット型ジュピター所有者や、販売会社からも「根強い人気を持続するためにはキャブオーバー型に切り替えるべきだ」という要望が強くなり、昭和40年(1965)7月にジュピターをベースにしたキャブオーバー型のT40型(3.5トン積み、KE61型ディーゼル)とT41型(3.5トン積み、KE62型ガソリン)を発売したのです。

昭和42年(1967)5月、T40型を3.473cc、95馬力のKE65型ディーゼルエンジンに換装し、さらに全長4100mm、全幅1910mmの標準荷台と全長4.510mmの長尺荷台をもつT42型として新たに発売。

昭和45年(1970)7月、T42型は搭載エンジンをKE系ディーゼルから、小型トラックのキャンターに搭載されていた4DR型を6気筒化した6DR型(3.988cc、110ps)に換装されT44型となったが、販売の減少傾向は依然として止まらず、昭和46年(1971)末にはラインから一旦姿を消した。

昭和47年(1972)6月、やや大型化、高出力化した中型トラック市場では、手頃な3.5トントラックへのニーズも依然強く、ふそうT44型として再生産された。
ふそうトラックシリーズの一員に加わったことのより、T44型はグリル周りなどのマイナーチェンジを行われた。
(T44B型標準車の他、T44C長尺車、T44AD型ダンプトラックの3車種が発売)

昭和48年(1973)5月、キャンターに3トン積みディーゼル車が登場するなど、小型トラックの大型化が目立つようになって、ふそう3.5トンは昭和51年(1976)10月に生産が打ち切られた。


絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★★
状態  ---
撮影地 北海道(2台とも)
撮影日 2012年7月

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| Mitsubishi / FUSO | 10:12 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

T44ですが、栃木県内で廃車体を見つけました。しかし今はどうなっているのか分かりません。

| profia675 | 2012/09/08 21:01 | URI | >> EDIT

profia675様
栃木県内にはいろんな場所にバイクで出かけたものですが、T44の廃車体は見かけなかったですね。

2008年北京オリンピックや2010年上海万博のインフラ整備等向けに屑鉄バブルが2007年頃に発生しましたが、それによって各地の廃車体が屑鉄にされちゃいましたね。

| Route★ZERO | 2012/09/10 08:10 | URI |















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