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【トヨタ トヨエース(後期型)】 トラックの国民車 第3章

昔むかし「トラックの国民車」と呼ばれていたトラックがありました。
昭和29年(1954)に発売された初代トヨエースは、1トン積クラスのセミキャブオーバー型として広い分野において好評を得ていました。3輪トラック並みの手頃な価格でありながら、しっかりした4輪自動車として評判が高かったそうです。

17年後の昭和46年8月30日には、3代目トヨエースが登場。
初代から継承されたセミキャブオーバー型ではあったものの、それまでのパキパキとしたペーパークラフト風のデザインから丸みを帯びたやさしい顔のデザインに変更されたのでした。

しかし、この頃になると他社メーカーの強力な競合車も出現しており、かってのトラックの国民車は苦戦を強いる結果となってしまいました。 その原因を想像すると、中途半端な使い勝手になるセミキャブオーバースタイル、ディーゼル搭載車の投入遅れ、超低床荷台の投入の遅れなどがあったと思われます。

3th_Toyoace_1.jpg
この3代目トヨエースの現役車はあまり残っていないようで、ここ数年、関東エリアでは見た記憶がありません。 画像のトヨエースは2010年5月に北海道で撮影したもので、旧型トラックの現存率の高い北海道でさえあまり見かけることはありません。

荷台のコンテナから分かるように、農家の方が所有されている車両で、撮影時は畑に駐車してありました。 グリル形状から判断すると、昭和51年(1976)にマイナーチェンジされた後期型と思われます。

伝統のセミキャブオーバースタイルを継承しながら、快適性を向上させるため、室内スペースを拡大し、曲面フロントウインドウ・ガラスの採用、三角窓の廃止などによって視界の良さと快適性が一段と高まっています。

グリルに取り付けられたDELUXEのエンブレムは、標準型に対して豪華さと快適さを向上させたモデルのことを指し、ラジオ、ヒーター、シガーライター、助手席サンバイザー、フロアマットが標準装備されたモデルになります。前期型ではSPECIALと呼ばれていたけど、後期型ではDELUXEに変更されています。

子供の頃、この型のトヨエースは丸っこくてあっさりしたデザインだったせいか、あまり好きではありませんでした。 当時、好き嫌いの基準はエルフ、キャンター、タイタンなどの2t車クラスと比較していたので、それらの車両に比べると迫力不足だったし、果物農家のおばさんが乗っていたイメージが強かったんです。

大人になった今では、とても気になる車の一台になています。

3th_Toyoace_2.jpg
ロイヤルブルーのトヨエースは2010年8月に青森県で目撃したもの。

これは昭和52年(1977)8月に追加された超低床荷台”シャストロー1.25t積”
荷持の積降しやすさを考えて後輪に12インチの小径ダブルタイヤを採用、床面高さを705mmとしタイヤハウスのない低くて平らな荷台を実現。(これまでの低床車は795mm) 実は同様の荷台は昭和49年(1974)年にいすゞエルフ・フラットローで先に採用されていたため、後追いだったのが悲しいところ。

前期型ではホワイトとピレウスグリーンと呼ばれる鶯色のイメージが強いトヨエースでしたが、後期型にはホワイトとロイヤルブルー(画像)とハワイアンブルーのブルー系が採用されています。


【Toyota Toyoace(後期型)】
推定年式 1976-1979年


1971年8月30日、小型キャブオーバー型トラックの「トヨエース」をモデルチェンジした。 トヨエースは1954年年の発売以来、これまでの累計販売台数は57万台を超え、1t積キャブオーバー型トラック市場をリードしてきた。
3代目となる新型トヨエースは、初代から継承するセミキャブオーバー型を採用しつつスタイルを一新し、機能性に現代性をプラスした。 バリエーションは1.25t積車と1.5t積車の2種でスタートし、1.5t積が12R型4気筒OHV 1587cc(83ps)、1.25t積は3P型1345cc(70ps)とどちらもガソリンエンジンを搭載している。 キャビンは室内長の拡大、フロントウインドのカーブドガラスを採用、三角窓の廃止など、居住性と視認性の向上を測っている。

1972年7月10日、貨物輸送量の増加と小型トラックのディーゼル化に対応し、トヨエースに1.5t積ロングボディ車、2t積ディーゼル車(7/22発売)を追加した。 ロングボディ車は従来の1.5t積をベースに荷台を200mm延長。 2t積ディーゼル車は2J型2,481cc(75ps)エンジンを搭載。

1972年11月13日、トヨエースのバリエーション拡大として木製デッキ高床三方開車6車種を追加した。 木製デッキは耐久性並びに荷傷みが少ない特性を生かして機械・鋼材などの金属製重量物等の運搬に適している。

1975年1月20日、1.5t積ディーゼル車3車種とパワーリフト車4車種を追加した。 従来2t積車に搭載していた2J型2.5ℓディーゼルエンジンに改良を加え、馬力とトルクを向上させながらディーゼル排出ガス規制に適応している。 また、パワーリフトは(英)ラットクリフ社とトヨタ車体の技術提携により開発された。

1976年11月19日、小型トラックのトヨエースをマイナーチェンジ(後期型)した。 主な改良点は居住性の向上、積載性の向上、若干の意匠変更、デラックス車の追加等である。 フロントグリルデザインは2分割グリルとなり、従来のスペシャル車を廃止し、デラックス車を設定した。

1977年8月18日、トヨエースに「ジャストロー」およびダブルキャブロングデッキ車を追加した。 ジャストローは後輪に小径ダブルタイヤを用いた低い荷台(荷台高705mm)と、広く平らな荷台と3方開きゲートを持ち、積み降ろしが容易で重心が低くなることで走行安定性を高めている。

1978年2月1日、高速道路整備に伴う長距離走行に対応し、燃費、高速性能、騒音に優れた5段ミッション車を追加した。(従来車は4段)

1979年3月7日、「昭和54年排出ガス・騒音規制」をクリアした4代目トヨエースが登場し生産を終了した。


絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★★☆☆
満足度 ★★★★☆

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