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【Ranger KM】 カッパ顔のレンジャーが居た!

この春より転勤をことになり、仕事の引き継ぎ、引越しの準備、子供の入学の手続きなど、慌ただしい日々が続いたことにより、ブログの更新を出来ずにいましたが、ある程度落ち着いてきたので最近のネタをご披露いたします。

5月連休中は北海道へ飛び、前々から計画していた物件巡りを決行!
順調にお目当ての車体に遭遇していた中、途中に意外な大物を発見することが出来ました。

”初代 日野レンジャーKM”

国内では現役車どころか廃車を見るのは非常に難易度が高いので、発見した時は「Waoooo!」とその日の最高瞬間高揚度を記録しました。

Ranger KM型 について

Hino_Ranger_KM_Vacuum_1.jpg
こちらが北海道で眠る初代レンジャーKM型。
ドア開閉が前ヒンジの後ろ開きタイプなので、年式は1968年頃でしょうか。 キャブ周りは錆が進行しだしていて鉄板に穴が空いている部分もありますが、屋根の抜け落ちもなく、お金次第ではレストアも可能なコンディションでした。 

レストアするに当たっては正面の日野マーク以外は欠品部品はなさそうですが、60年代に採用されていた小ぶりの日野マークは探すのに困難を極めそうです。

バックミラーは小判型のミラーが標準ですが(アンダーミラー無)、この車は樹脂製のスクエアタイプとアンダーミラーを取り付けていた形跡が残っています。またミラーを交換したことにより、振動を抑えるためだろうか、グリルに直結したステーを新たに追加していました。

Hino_Ranger_KM_Vacuum_2.jpg
ボディ架装は 「タンクローリー?」
いや、北海道らしく「ミルクローリー?」
と思った人がいるかもしれません。

後ろ姿はご覧のとおり「バキューム架装」でした。
さすがに現役を退いてから月日が経過していたため、例の香りはありませんでしたが、この後ろ姿を見ると映画「トラック野郎 爆走一番星」の桃次郎と関根勤(当時:ラビット関根)のシーンを思い出します。 吸入・排出用のコックにはご注意してください。

自動車ガイドブックによると、タンク容量は3,750ℓで最高速は95km/hだとか。

Hino_Ranger_KM_Vacuum_3.jpg
カッパ顔のアップ。 いやぁ 見事なカッパ顔ですね。
グリルとバンパーを再塗装しただけでも見栄えが向上するし、RANGERの切り文字エンブレムが残っているのも素晴らしいです。 

設計者目線で気になったのは、ウインカーのレンズカバーのビス本数。
多くないですか、これ。

Hino_Ranger_KM_Vacuum_4.jpg
キャブはセミチルト方式を採用しているそうだけど、本当にチルトするんだろうか?
室内側のエンジンフードを脱着してエンジン整備が出来るようなので、どちらにしても中途半端なセミチルト方式だったのかもしれません。

Hino_Ranger_KM_Vacuum_5.jpg
インパネは計器類を中心に、ノブ式スイッチ、鉄板むき出しなど実用一辺倒で、今の軍用車よりも加飾を省かれた男の仕事場という感じです。

ヘッドレストは運転席から助手席までつながっており、脱着して仮眠用ベット用で使うのかもしれませんね。

1968_Hino Ranger_KM
こちらは1968年に雑誌広告されていた時の画像です。
レンジャーKM自体の写真写りが悪く、雑な造りの広告ですね・・・。

当時は4t積の三菱ふそうT620が爆発的に売れ、3.5t積から4t積にシフトしている時代。 「3.5t積トラックの決定版」というキャッチコピーも残念な感じがします。


【Hino Ranger KM 3.5t積(後期型)】
推定年式 1967-1969年
絶滅度 ★★★★★
レア度 ★★★★★
満足度 ★★★★★
状態  廃車
撮影地 北海道
撮影日 2014年4月
 

【1963年10月】レンジャーKM300を発表。経済発展と共にトラックは6t、8t、10t積と大型化されていくが、4t以下は2t車しかなく、4t車と2t車の隙間を埋めるべく登場した。
【1964年7月】レンジャーKM300型(標準)とKM320D型(ダンプ)が発売され、同年の暮れに長尺車のKM340型が追加された。
【1966年頃】フロント周辺のデザイン変更とともに乗車定員が2名→3名となる。
【1967年11月】KM300シリーズのマイナーチェンジを行い、約40ヵ所に及ぶ変更とエンジンは90馬力から100馬力アップ。大型ワイパーとウインドウォッシャー等を採用するなど、悪天候時での安全性を高めた。

【1969年1月】レンジャーKL型(4~4.5t積)の発売後もレンジャーKM300シリーズ(3.5~4t積)を併売。
【1969年11月】レンジャーKM300シリーズのモデルチェンジを行う。キャブの全長を55mm延長して居住性を高めるとともに、ドアの開閉を後ろ開きにしたり、強化ガラス、ソフトパッドを採用したり安全性に考慮した。またグリルやウインカーは日野製キャブ統一デザインに変更された。
【1971年4月】レンジャーKM300シリーズのホイールベースを延長するなどの改良を行い、同時にKQシリーズを発売。
【1978年4月】レンジャーKM300シリーズのモデルチェンジを行い、KM500シリーズとして発売。エンジンはDQ100型(110ps)を搭載して動力性能のアップを図った。また、ハイバックシートやサイドミラーの大型化などの安全性を高めている。

【1979年頃】昭和54年排ガス規制に適合する形でK-KM系に改良、ネーミングはレンジャー3Mに変更される。
【1983年頃】昭和58年排ガス規制に対応するP-KM型が発売。グリルにはシルバーの縁取りと、RANGER 3Mのエンブレムが取り付けられた。
【1984年】レンジャーKM/3Mシリーズを20年ぶりにモデルチェンジを行い、ベットレスのデーキャブレンジャー3B型4C型に切り替わる。
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| Hino | 12:21 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

年度末から色々とお忙しかったようでお疲れ様です。

北の大地からまた素晴らしいお土産ですね。
汲み取りカッパとは恐れ入りました。
道内も今や下水道普及率は9割近く、汲み取り車もあまり見なくなってるようです。
こうしてひっそり眠ってる大物がまだ何処かに?

| おけさ | 2014/06/01 23:20 | URI |

おけさ様

まさかカッパ顔をな生で拝むことができるとは思ってもみませんでした。 今春に北の大地を廻ってみて、いくつかの車体が消えていて残念な気分にもなりましたが、新たに貴重な車体にも巡り合う事が出来て満足しています。

′60年代の中型、大型車はなかなかお目にかかることは出来ませんが、どこかにひっそりと眠っていることを期待したいです。

| Route★ZERO | 2014/06/02 23:09 | URI |

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| | 2014/06/17 11:18 | URI |

Re: 初めまして、いつも楽しみに見ています。

山原さま
いつもご愛読していただきまして、ありがとうございます。
こうして読者の声が届くのは嬉しい限りです。

古いトラックには、道具的な機能美と機械的なメカニカル感など、いろいろと見どころがあっていいですよね。
さて、頂いた初期型の日野KMの件ですが、居場所が掴めずにいます。 ストリートビューの見方が悪いのか、ヒントを頂いた場所で見つけることが出来ませんでした。よろしければもう少しヒントを頂けないでしょうか?

鈴鹿サーキットにはたまに行くことがありますので、その時にでも足を延ばしてみたいと思っています。
今後もどうぞよろしくお願いします。

| Route★ZERO | 2014/06/21 23:05 | URI |

お久しぶりです。


カッパ顔とついにご対面ですか・・・
タイトルやコメントから察するに衝撃度は相当だったようですね・・・(笑)
私だったらそのまま倒れこむかも・・・(笑



北の大地・・・まだまだ卒倒モノのトラックがわんさかいるのでしょうか・・・今後に期待ですね。

| 車大好き兄弟 | 2014/06/22 15:31 | URI |

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| | 2014/06/23 10:46 | URI |

車大好き兄弟さま
お元気にしていますか?
初代レンジャーKMは国内にまともな車体が残っているとは思っていなかったのでビックリしました。 ミャンマーには初代レンジャーKMが結構残っているというので、ミャンマー行きも考えましたよ。

北海道には探せばもっと大物が潜んでいるかもしれませんね。

| Route★ZERO | 2014/06/24 23:33 | URI |















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