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【Fuso FV】 驚愕!現役ダンプが2台も!!

この春、北海道に出かけたときの最大のミッションは「ある地域で現役三菱ふそうFVダンプが稼働中」という情報を得て、その情報の確からしさを検証すること。
現役といっても、牧場や農場で第2の人生を送っているという車体ではなく、土建業者が使っているらしいのだ。

情報は目撃地名と小さく写った車両の画像のみ。
まずは目撃地近辺で聞き込みを開始するものの 「分からん」 と全く手がかりになる情報は得られず、作戦を変えて大型車の整備工場に飛び込んでみました。
(ここの整備工場も超大物トラクタを所有していた)

「あぁ この辺で見かける、会社は何処だっけ?」 とか
「去年、走っている所を見たから、まだ使っているんじゃないの」 とか

整備工場関係者のご協力によって、やっとFVダンプの塒(ネグラ)が分かりました。
(関係者様:その節は大変お世話になり、ありがとうございました)

14_Fuso_FV_1.jpg
数キロ先にある塒は幹線道路沿いにあるものの見つけ難く、車で付近を往復するものの分からず、近くに車を停めて徒歩で探索することに。

歩き出してしばらくするとダンプのタイヤ跡が奥まった敷地に向かっていたので、タイヤ跡に沿って歩いているとFVダンプが姿を現しました!

撮影許可をもらうために事業主様に撮影したい経緯と名刺を渡すと、懇切丁寧に事業と車両について説明して頂きました。 ダンプは火山灰、残土、砂利を運ぶのに使われており、冬は重機を複数持っている事もあり、市の要請で除雪された雪を河川敷の雪捨て場まで運ぶのに使われているそうです。

事業主様は業界を引っ張ってきた実績と、地域の発展に大変貢献されたことを誇りにされており、良き相棒であるこのFVダンプには信頼と愛着を持って接しているようでした。

14_Fuso_FV_2.jpg
裏手にはもう一台のFVダンプがあり、今では2台のFVダンプを所有しているものの、昔は10台程のダンプを所有していたとか。

車両の方に目を移すと、2台とも第一次デコトラブームを彷彿させる飾りがとても素敵で、派手すぎず主張している所がツボです。 足元はSTD(スタンダード)ホイールキャップに乗車時の足かけに便利なステップリングを装着。 バンパー、グリル、フェンダーはメッキを施し、グリルにはマーカーランプが6個取り付けられています。

今となっては小ぶりなフロントバイザーと、山形アンドンに沿って造られた山形シートキャリア、ヤンキーホーンなど、70年代の流行アイテムがそのまま残ったままというのも大変素晴らしいです。 赤シャシーやダンプの裏底が赤いのもポイントが高いですね。

一般の人からしてみると 「単なる古いダンプじゃん」 と思うのですが、
知る人からすると 「70年代デコトラブームの生き証人」 と言えるダンプなのです。

14_Fuso_FV_3.jpg
塗装は新車購入時のままで、FUSOの切り文字やバスマークは色褪せてます。
何でも、今のトラックは電子化されていて、故障があるとユニットごと交換するから修理代が嵩むが、この時代のトラックはシンプルなので修理代が安くつくらしい。 

14_Fuso_FV_4.jpg
事業主さんがダンプ架装のフェンダー付近を指さし 「ここの錆びが酷くてねぇ」

全体的には状態が良いとはいえないものの、トラブルを未然に防ぐように細かな所まで車の状態を把握しているようでした。

14_Fuso_FV_5.jpg
最後にキャビン内を見せて頂きました。
使い込まれた室内は男の仕事場という雰囲気で、新車だった頃は内装のチンチラ貼りが眩しかったものと思わせます。 中央にセットされたダルマヒーターも良いですね。

事業主様の 「このダンプが実際働いている所を見せてあげたかった」 という言葉がとても嬉しかったです。 

お休みの所にいろいろと親切にして頂きまして、ありがとうございました。


【Mitsubishi FUSO FV (前期型)】
推定製造期間 1973-1979


絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★☆☆☆☆
満足度 ★★★★★
状態  現役車
撮影地 北海道
撮影日 2014年4月


1973年12月、それまでのTシリーズからFシリーズにフルモデルチェンジ。
搭載するV8ディーゼル エンジンはTシリーズのDC型を受け継ぐものの、石油ショック以後の低燃費のニーズに応えて予燃焼室式から直接噴射式に変更。8DC4型(265ps)と8DC8型(305ps)の燃費とパワーを両立するエンジンを搭載しました。外観はクリスタルカットと呼ばれるシャープなキャブデザインが特徴で、室内は操作性と快適性を向上させている。

1979年、Fシリーズの大幅モデルチェンジを実施。
主に昭和54年排出ガス規制に適合するエンジンとともに、内外装のグレードアップも図られた。フロント周りでは"ブラックマスク"と呼ばれるグリルを装着し、ミラーステーやポジションランプのクリア化が行われ、ワイパーは黒塗装になる。

1983年、大型トラックシリーズのフルモデルチェンジ。
従来のFシリーズから、ザ・クレートシリーズに切り替わった。
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| Mitsubishi / FUSO | 10:02 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いやはや、もはや旧トラ探偵ですな。

涼しげなカラーリングに程よい飾り具合のFVが二台も。
これは苦労のし甲斐があるターゲットですね。
道内でもこの年代のダンプが現役の土建業者となるとかなり希少でしょうね。

| おけさ | 2014/06/14 23:24 | URI |

まだ現役だったか(笑)
7~8年前この地方に居ましたが、良く見てましたね
その時でも大事に使ってるなと感心してたけどまだ走ってたとわ…
その時は夜でマーカーとアンドンが点灯してたけど光かたが懐かしかったねぇ…

現役では無いけどその近くにまた凄いのが保管されてるよ
部品が出ないから今は現役を退きましたが、まず無い個体が綺麗に保管されてるはず
国道沿いのとある町に有ります
ゴリラに変化する前のアイツがね
そこの会社にはZMがまだ現役のはず
更にまだ生きてるならメインはドルフィンのロングダンプ
近くのM市にはダルマハイリフトカプラ付きの重トレの廃車体も有るし現役のダルマダンプも居る
日野HHの重トレ現役も居るはず
まぁ、その土地を離れて何年も過ぎたから正確な情報では有りませんが…

| 元中の人 | 2014/06/15 01:31 | URI | >> EDIT

おけさ様
探偵や刑事に負けないくらいの聞き込みでしたね。
中には「盗まれたダンプかい?」と聞かれたこともありましたよ。

他の土建屋にもお宝があるかもしれませんね。 T951とかT390とか。

| Route★ZERO | 2014/06/16 23:15 | URI |

元中の人様
以前はこのエリアにお住まいでしたか。
興味深いお話を下さりましてありがとうございました。
当時からもこの車両は目立っていたんですね。

この辺りは旧車の大型が結構残っており、来るたびにいろんな発見があります。時間に余裕があれば町の隅々まで探索したいところですが、なかなか実現できません。

ダルマやダルマのご先祖について興味があります。
もしよろしければ非公開コメントで情報を頂けると嬉しいです。

| Route★ZERO | 2014/06/16 23:24 | URI |

FV前期のダンプを使っているところがまだあるんですね。さすが北の大地…
私の公道範囲内ではもう昭和50年代のダンプは砕石場に閉じ込められた車両以外、絶滅してしまいました。

Fシリーズも前期型はイマイチ見つからないですね。去年の年末に、数年前に頂いた情報を含め、複数台をターゲットに関東エリアを回りましたが、さすがに年数が経ち過ぎてしまったためすべて空振りでした(情報を腐らせてしまい申し訳ないです…)。

フロントガラスのメッキ枠やメーターパネルの木目が純カスタムであることを主張していますね。内装もトリムが張り込まれていて、70年代よりタイムスリップしてきたようです…素晴らしい。
よく見ると、バンパー下のアンダーガードなど、寒冷地仕様に仕立てられているのもまた良いですね!

| EP100 | 2014/06/17 15:54 | URI | >> EDIT

興味を持って頂きありがとうございます
こちらで旧友に確認取った所ダルマのトラクタヘッド(現役時代親父が乗っていた個体)は撤去済み
ダルマダンプ(ワンオーナー物)は数年前に元請けが倒産し個人所有だったダンプは商売を止め輸出されたとのお話でした
地元砂利販売の日野HH重トレは中古プロフィアとの代替えで消息不明
最後に保管してるいすゞニューパワー(ゴリラ前の最初期型直6ダンプ)は少し離れた場所に保管されていたので確認出来ずでした
まだ保管されてれば全国に動態保管されてるただ一台になるかも知れません
ただ一般の運送会社なので会社の現状も不明です
また情報が入りましたらご連絡致します

| 元中の人 | 2014/06/20 00:24 | URI | >> EDIT

EP100様
採石場というのはダルマダンプのことですね。
Fシリーズ前期型の現役車は、関東エリアでは厳しくなってきましたね。福島より北はいくらか残っているようですが。
餃子の町のふそうFP型タンクローリーも気になるのですが、手がかりがありません・・・

バンパー下のアンダーガード、寒冷地エリアのFシリーズダンプには、半数前後がラジエーターやオイルパン保護用にアンダーガードを付けていますね。

| Route★ZERO | 2014/06/21 22:44 | URI |

元中の人さま
お忙しいところ、追跡確認をして頂きましてありがとうございました。 地元を離れて7~8年も経ってしまうと、車両の更新だとか会社の倒産とかで、気づかないうちに貴重な車体が消えてしまっていたのですね。

ゴリラ顔になる前のニューパワーは現役情報を聞きませんね。もし現役であれば、コメントのとおり日本唯一の車体になるかもしれません。残っていることに期待したいです。

| Route★ZERO | 2014/06/21 22:50 | URI |

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2014/06/26 08:39 | URI |

Re: タイトルなし

元中の人さま

お返事が遅くなってしまいまして失礼いたしました。
この度は貴重な情報を連絡して頂きまして大変有難うございました。
ご連絡して頂いた車両は国内で見かけることはまずないので、大変気になる存在です。次回、このエリアに向かう事があれば、確認してみたいと思います。 

| Route★ZERO | 2014/07/06 19:35 | URI |















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