たいへん御無沙汰しております。
当ブログへの書き込みは22ヶ月ぶりといったことろでしょうか。
その間オートバイのレストアに没頭したり、しばらく海外に仕事で出かけたり、デジタルデトックス的な考えもあり、ブログから距離をおいてみましたが、リハビリのつもりで久しぶりに投稿してみます。
アメリカに滞在していた時には、休日になるとレンタカーで各地を回ってみては古い建物、個人経営のミュージアム、古い自動車など行き当たりばったりでのロードトリップを楽しんでいました。
アメリカは歴史が浅い分、建国の歴史や発展に尽力した人々への敬意をとても大切にしているし、自動車などは趣味も兼ねて戦前の車両などでも実働状態にして整備にドライブにと楽しんでいますね。

この日はシカゴ郊外のとあるイリノイ州の田舎道。
大規模な農牧地帯に真っ直ぐ伸びる道路を延々と走っていると、北海道に居るような
錯覚になりますが、たまにすれ違う車両(アメ車ピックアップ)と道路標識により、アメリカ
だということに気付かされます。

日本では人口の都市集中が叫ばれていて、地方の過疎の問題(限界集落など)がありますが、ここアメリカでもそんな兆しを目のあたりにしますね。
アメリカの都市近郊ではベッドタウン開発が沢山行われているのですが、歴史ある小さな町のメインストリートは寂れてしまい、シャッター街とまでは言わないが「For sale」と貼り出された空き店舗が沢山あります。

さて、アメリカの大型トラックの世界を覗いてみると、Conventional(ボンネット型)なエアロフォルムタイプが主流になっていて、スリークでスタイリッシュという印象ですが、80年代までの車両に比べると重厚感や無骨感といった部分が無くなってしまい、面白みが感じられません。
右側はKenworth T680で左側はPeterbilt386あたりだろうか? Peterbiltの方は若干型は古いけど、どちらもPaccar, Inc傘下なだけあってプレミアム感がありますね。

こちらは右がFreightliner Cascadiaでアメリカでは大勢力を誇ってます。 日本でいうと日野プロフィアみたいなもので希少性はありませんが、アニマルガード付はこの辺特有なのかも。 シカ出没を喚起する標識はそこらじゅうにあったり、ヘラジカと衝突して亡くなる人も多いと聞いたし。

ある整備工場のバックヤードに 「Peterbilt 352 Pacemaker」 が置かれていました。
今やキャブオーバーエンジン(COE)型のトラックはゴミ収集車などを除くと絶滅しているせいか、見つけた時は嬉しかったです。
年式相応のヤレ感はあるものの、キャビンはアルミ製なので原型は留めているし、欠品も少なそうなので誰かいい人に拾われて大切にしてもらえるといいのですが・・・

キャブ全体はプレーンな面にリベット打ちで構成されたシンプルな造りで、質実剛健という言葉が似合うトラックではないでしょうか。 グリルの上に鎮座するレッドオーバル(Peterbilt)が意匠的でいいアクセントになっていますね。
【Peterbilt 352 Pacemaker】
推定年式 1969-1980年
絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態 ヤード保管車
撮影地 アメリカ、イリノイ州
撮影日 2016年6月
1959年に「Peterbilt 282/352型」 をリリースした。
これは1950年代の名車「Bubblenose」と呼ばれた350系セミキャブオーバー型をモデルチェンジしたもので、この型よりチルトキャブ式のキャブオーバーエンジン(COE)型となった。
1959年から1969年までの前期型はラジエーター側にヘッドライトが寄っている「寄り目」で、キャブはハンドメイドでの製作である。
1969年、Peterbilt 282/352をリニューアルし後期型となる。
この時トラックに相応しい愛称を社内で公募し、 「Pacemaker:ペースメーカー」と名付けられて、1980年まで生産された。
1976年には大型スリーパーを備えた352Hも登場した。
当ブログへの書き込みは22ヶ月ぶりといったことろでしょうか。
その間オートバイのレストアに没頭したり、しばらく海外に仕事で出かけたり、デジタルデトックス的な考えもあり、ブログから距離をおいてみましたが、リハビリのつもりで久しぶりに投稿してみます。
アメリカに滞在していた時には、休日になるとレンタカーで各地を回ってみては古い建物、個人経営のミュージアム、古い自動車など行き当たりばったりでのロードトリップを楽しんでいました。
アメリカは歴史が浅い分、建国の歴史や発展に尽力した人々への敬意をとても大切にしているし、自動車などは趣味も兼ねて戦前の車両などでも実働状態にして整備にドライブにと楽しんでいますね。

この日はシカゴ郊外のとあるイリノイ州の田舎道。
大規模な農牧地帯に真っ直ぐ伸びる道路を延々と走っていると、北海道に居るような
錯覚になりますが、たまにすれ違う車両(アメ車ピックアップ)と道路標識により、アメリカ
だということに気付かされます。

日本では人口の都市集中が叫ばれていて、地方の過疎の問題(限界集落など)がありますが、ここアメリカでもそんな兆しを目のあたりにしますね。
アメリカの都市近郊ではベッドタウン開発が沢山行われているのですが、歴史ある小さな町のメインストリートは寂れてしまい、シャッター街とまでは言わないが「For sale」と貼り出された空き店舗が沢山あります。

さて、アメリカの大型トラックの世界を覗いてみると、Conventional(ボンネット型)なエアロフォルムタイプが主流になっていて、スリークでスタイリッシュという印象ですが、80年代までの車両に比べると重厚感や無骨感といった部分が無くなってしまい、面白みが感じられません。
右側はKenworth T680で左側はPeterbilt386あたりだろうか? Peterbiltの方は若干型は古いけど、どちらもPaccar, Inc傘下なだけあってプレミアム感がありますね。

こちらは右がFreightliner Cascadiaでアメリカでは大勢力を誇ってます。 日本でいうと日野プロフィアみたいなもので希少性はありませんが、アニマルガード付はこの辺特有なのかも。 シカ出没を喚起する標識はそこらじゅうにあったり、ヘラジカと衝突して亡くなる人も多いと聞いたし。

ある整備工場のバックヤードに 「Peterbilt 352 Pacemaker」 が置かれていました。
今やキャブオーバーエンジン(COE)型のトラックはゴミ収集車などを除くと絶滅しているせいか、見つけた時は嬉しかったです。
年式相応のヤレ感はあるものの、キャビンはアルミ製なので原型は留めているし、欠品も少なそうなので誰かいい人に拾われて大切にしてもらえるといいのですが・・・

キャブ全体はプレーンな面にリベット打ちで構成されたシンプルな造りで、質実剛健という言葉が似合うトラックではないでしょうか。 グリルの上に鎮座するレッドオーバル(Peterbilt)が意匠的でいいアクセントになっていますね。
【Peterbilt 352 Pacemaker】
推定年式 1969-1980年
絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★☆☆☆
満足度 ★★★★☆
状態 ヤード保管車
撮影地 アメリカ、イリノイ州
撮影日 2016年6月
1959年に「Peterbilt 282/352型」 をリリースした。
これは1950年代の名車「Bubblenose」と呼ばれた350系セミキャブオーバー型をモデルチェンジしたもので、この型よりチルトキャブ式のキャブオーバーエンジン(COE)型となった。
1959年から1969年までの前期型はラジエーター側にヘッドライトが寄っている「寄り目」で、キャブはハンドメイドでの製作である。
1969年、Peterbilt 282/352をリニューアルし後期型となる。
この時トラックに相応しい愛称を社内で公募し、 「Pacemaker:ペースメーカー」と名付けられて、1980年まで生産された。
1976年には大型スリーパーを備えた352Hも登場した。
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