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【マルチカー M24】 農業用小型特殊自動車のような汎用トラック

東西ドイツ統合の象徴であるベルリンの壁の崩壊後、旧東ドイツ側の時代遅れの文化と旧西ドイツの技術、それからトルコ系移民が複雑に絡み合い、今ベルリンは面白い街になってます。

旧東ドイツの大衆車といえば「トラバント」
「部品の一部はダンボールで出来ている」とか揶揄されたりしましたね。

今ではトラバントを使った観光レンタカーを行ってたり、旧東側の建物を使ったカフェをオープンさせたり、古い物を付加価値として楽しむ「オスト」というレトロブームが定着しつつあります。

ベルリンの街探索をしていると、70年代~80年代の古い欧州車を結構見かけますが、特にインパクトが大きかったのがこの

Multicar M24-0 です。

M24-1.jpg
誕生の背景は、牧場や狩りでの移動用として使ったり、森林から木材を運ぶために林道を走行したりと、小回り性と悪路走行性能を重視した用途に使う貨物車として開発されました。
駆動方式は4X4と4X2の2タイプが選べますが、画像は4X2タイプになるものの、最低地上高も高くてアプローチアングル(タイヤ接地面からバンパー下端部までのラインと地面の角度)も大きく、不整地での走行に支障のない設計がなされています。

一見すると、地方の農家が使っている小型特殊自動車(例:筑水キャニコム ライガー)に似ていますが、Multicarの方が2回り程サイズが大きいです。

バンパー上のヒンジを軸にキャビンをチルトさせエンジン整備を楽にさせたり、十分な広さを確保したキャビンなど、見た目以上に計算された作りになってますね。

M24-2.jpg
ベルリンにあるMotorrad Museumの図書コーナーでこのクルマ(M25)について調べると、全長3960mm、全幅1810mm、全高2140mmと写真以上に大きく感じると思います。
4気筒ディーゼルエンジンを搭載。1997ccで45psを発生し、最高速度は50km/h程。

M24-3.jpg
この車両はダンプを架装していますが、汎用性が高いのでトレーラタイプや除雪車などといった車両としても使われています。

【Multicar M24】
推定製造期間 1974年-1978年

1956年に最初のモデル”DK3”が登場。
立ったままで運転を行うスタイルで、キャビンを持たない姿はシャシに荷台を架装しただけの簡単なものでした。
1958年にM21となり、デザインされたエクステリアに身を包むことになりましたが、操作系とキャビンを持たないスタイルは先代のDK3と同様でした。
1960年代に入るとワンサイドキャブのM22型に改良され基本スタイルが出来上がりました。
1970年代に入るとワンサイドキャブの一人乗りのM24へモデルチェンジし、1977年にフルキャブ型のM24-0が登場。以後改良を重ねながら現在のM27やFUMOやTREMOに進化しました。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★★
状態  現役車
撮影地 ドイツ ベルリン
撮影日 2009年9月

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