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【三菱ふそうT625D】 4tクラスの初代王者

北海道を走っていると、1970年代の小型/中型のファームダンプを見かけるのは珍しくないのですが、1960年代のトラックになるとほとんど見かけることはありません。

私にとっても1960年代のトラックは子供の頃に見慣れたわけでなく、近所の土建屋さんが中型ダンプの”いすゞTY”を使っていた位しか記憶にありません。

T625D.jpg
田畑が多く民家がポツンポツンと点在する地区を走行していると、倉庫内で献血を受けている三菱ふそうT625Dを発見!
4月から5月にかけての北海道は、農作物の仕込みをするためにトラクターやトラックが冬眠から覚めて仕事モードへスイッチします。このT625ダンプの荷台にはも肥料袋が積まれており、バッテリーが上がり気味なのかチャージャーを繋いで充電中でした。

ナンバーを外されており公道では走れませんが、敷地内での作業専用車として頑張っている姿を見かける事が出来て嬉しく思いました。

このT625Dは1969年から1970年にかけての最終型と思われ、バンパーライト化が進む現代の中型トラックとは違いハイマウントされた4灯式ヘッドライトが特徴的です。
キャブオーバー型へ移行が進む1960年代の小型/中型車ではハイマウントライトが普通であり、'60Sトラックの特徴でしたが、1970年に入るとヘッドライト位置を低くマウントしたトラックに切り替わっていきました。


【Mitsubishi FUSO T625D】
推定年式 1967-1970年

1964年10月、4t積み中型トラックの「ふそうT620シリーズ」を発売。 新開発されたD6S1型直列6気筒4,678㏄(110ps)ディーゼルエンジンを搭載し、積載効率の優れたキャブオーバー型スタイルと相まって、発売以来わずか2年7ヶ月で国内販売累計2万台を突破し、中型トラックの分野で不動の地位を確保した。 その要因は普通免許で運転できる最大の積載量であったことと、キャブオーバー化により荷台長が6t車クラス同等だったこと、3人乗車が可能だったことである。

1965年、ふそうT620シリーズに長尺車のT622型、ダンプ仕様のT625Dを追加。

1967年6月14日、ユーザー要望を採りいれ、安全性と操作性の向上と、一部の外観を変更したモデルチェンジが行われた。 安全の面では大型バックミラー、2スピードワイパー、ウインドウォッシャーを採用し、テールランプを大型化している。 ラジエーターグリルは大型車と同じデザインを採用し、材質も板金プレス品とした。

1967年9月1日、ふそうT620シリーズに中距離・市街地輸送の合理化に適した「T626型トラクタ」を追加した。 626型はダンプ用シャシ(T625)をベースとし、第5輪荷重4.5t、最大牽引力3t、牽引できる総荷重は10.5tとしている。

1969年4月16日、ふそうT620シリーズをベースにした4.5t積普通車のT630B型、4.5t積長尺車のT630E型及び4t積超長尺車のT623型を発売した。 エンジンはT620型搭載のD6S1型をボアアップしたD6S5型直列6気筒4,978㏄(122ps)ディーゼルを搭載し、最高速度105㎞/hと優れた動力性能を発揮した。

1969年、安全基準の見直しにより、ウインカーの大型化やアンダーミラーの追加が行われた。

1970年11月18日、ふそうT620シリーズをT650シリーズにフルモデルチェンジした。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★☆
状態  敷地内専用車
撮影地 北海道
撮影日 2010年4月


T625D.jpg
こちらも北海道で見かけたT622長尺ボディの前期型です。
廃墟になった牧場敷地で土管と共に草ヒロ化しており、エアコンのようなルーバーグリルが経年劣化で破損しているのが残念ですが、なんとか原型を保ってくれています。
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| Mitsubishi / FUSO | 07:55 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ワイルド7

いつも詳しいご教示ありがとうございます。

60年代末期のバイクアクションコミック『ワイルド7』に、味方ボスの司令車としてコイツのアルミバンが登場します。
ちょうど『ナイトライダー』の18ホイラーの様に。

ライト位置が高いのは同時期のキャンター、マツダのE2500が代表的かしら。

そういやこの頃のキャブバックは『寝台』ではなく、単なるリクライニングスペースでしたね。
マッシーダイナ、ボクサーとか。

同型車が最近まで塩尻のぶどう園に構内車で健在でしたが、残念ながら姿をみません。
ついに解体かな?

| 元はとばす | 2011/07/06 17:04 | URI | >> EDIT

元はとばす様
バイクに乗っているので、年上の方からワイルド7の話は聞いたことがあります。指令車がT620でしたか、三菱がスポンサーだったとか何かありそうですね。

1960年代の小型トラックはライト位置が高いものばかりでしたね。初代エルフ、キャブオール、ホーマー、キャブスター他にもありますがこの辺で。

リクラスペースといえば、中国や韓国の小型車トラックはシート後部にスペースを持つのは普通ですね。

| Route★ZERO | 2011/07/07 15:06 | URI |

ワイルド7は漫画内での描写が『後期T62に見える』と言うことです。
バイクはともかく、四輪の描写はそれなりに適当でしたので。
それだけ60年代末期の当時を代表するトラックだったのでしょうね。
このワイルド7、複数回映画化されていますが私は未見です。
もしかしてT62が映出してたりして(笑)。

キャブバックスペースはダットラキングキャブ、アトレージャンボ、ミニキャブ、アクティにもありましたね。
おっしゃるとおり、中韓には1tクラスからあるようですね

| 元はとばす | 2011/07/07 17:46 | URI | >> EDIT

T620は凄くアクが強い顔ですが、現役車を見た記憶は全くありません。今年、某廃車体を見つけるまで実物を見たことがありませんでした。ミラーが小さいですね…

同時期のT44の方が貴重に感じますが、T620よりも今風な顔ですよね。

| EP100 | 2011/07/07 22:00 | URI | >> EDIT

元はとばす様

なるほど、ワイルド7の中で描写されたトラックというのはT620に似ていたのですね。それだけ街中にT620が溢れていたと思える時代証言ではないでしょうか。

ダットラキングキャブは当時のアメリカの流行を取り入れたと思われますが、軽トラも便乗してキャブバックスペース拡大をしたのかもしれませんね。特にアトレージャンボのカラーやステッカーをみると西海岸のイメージですから。

| Route★ZERO | 2011/07/09 19:37 | URI |

EP100様

平成生まれであればT620はまず見たことないでしょう。
廃車体であっても見ることができたのはラッキーでしたね。

そうですね、キャブオーバー型のジュピター,T41,T44ってクラスが中途半端だったのか今ではほとんど見かけないですね。

デザインも癖なくてスッキリしており、製造していた時代の割には新しく見えます。



| Route★ZERO | 2011/07/09 19:44 | URI |

T620はおやじが所有していました。1970年代初頭のころで私が小学校低学年のころですが鮮明に記憶しています。キャブバックのベッドはエンジンの補機があり嵩上げされてほぼシートバックの高さでした、大人が寝るには窮屈だったと思いますが子供だったのでよくそこに押し込まれて配送についていった覚えがあります。ワイルド7は初期はふそう620系ですが何か終盤はマッシーダイナだったような気がします。どちらも80年代にはほぼみかけなくなりましたね。

| 1964-620生まれ | 2011/07/20 19:29 | URI | >> EDIT

1964-620生まれ様
貴重な情報と体験談ありがとうございます。
映画トラック野郎でいうところの「子連れ狼」ですね。

私はベット付きトラックとは縁がなく、桃次郎のようにベットで起きて入れたてのコーヒーを飲むのが憧れでした。

ワイルド7の作者は相当クルマ好きのようですね。

| Route★ZERO | 2011/07/21 16:35 | URI |

ふそうT620の予燃焼式ディーゼルは110ps!
あれで総重量8ton弱を良く引っ張ったかと感服させられるに尽きます.....今だったら♪ボンゴ♪並み(あちらは1.8ガソリンで102psだった)のパワーで!

| 真鍋清 | 2012/10/31 16:41 | URI |

真鍋清さま

当時の軽自動車でも20ps前後、大衆乗用車でも60psだったから、T620の馬力も時代相応で丁度よかったのかもしれません。当時は高速道路も整備されだした頃だったし。

今では熱効率が高まり、低燃費と高出力を両立できつつ、環境にも優しいエンジンが沢山あるから、技術の進化はすごいなと感じさせられます。

| Route★ZERO | 2012/11/02 01:02 | URI |















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