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【日野 レンジャー3M】 道路保全の大ベテラン

【レンジャーKM/3Mの想い出】
平成にはいって間もない頃、学校まで自転車で通学をしていたのですが、時折道路で見かけるレンジャーKM/3Mの事が妙に記憶に残っている。

男前とは言えないルックスと、ベット付きキャブに憧れていた事(車中泊したかった)もあって中途半端なイメージだったし、当時のデコトラ雑誌でレンジャーKM/3Mを飾ったトラックを見たことがなく、個人的に不人気車という印象を持ってました。

初代レンジャーKM300のスタイルに、通称ZM、SDグリルと呼ばれるデザインに似たフロントグリルとウインカーは「逆さまに付けられてるんじゃないの?」と思うくらい不自然でしたが、この不自然さがすっと脳裏に焼きついていたんですね。

今ではブサカワ(不細工なのにカワイイ)イメージで好きなトラックの一台です。

Ranger KM-1.jpg
このレンジャー3Mはネット上で有名な車体です。
普段は隣に同居人のトヨエース(レンジャーOEM)が駐車しているのですが、この日はたまたま一人でお留守番をしていました。
道路維持作業車カラーのバンパー色は赤と白が一般的ですが、この車は退色してしまったのか黄色と白になってました。

レンジャーKM/3Mは販売台数が少なかったこともあり、草ヒロでもあまり見かける事がないトラック。
現役という凄さに驚くとともに、大切にされていることが伝わってきて感激しました。

Ranger KM-2.jpg
バンパー下に取り付けられたバー類、それから荷台に積みっぱなしの機材から判断すると「道路のライン引き車」のようです。雪の多い地域では、冬季に道路のセンターラインや歩道の白線がかすれやすくなるので、春頃にラインを引き直す仕事をしていると思います。

(どうでもいいですが、後ろに見える住宅はドラえもんの”のび太”の家にそっくりですね)
IMG_7803.jpg
逆さまに付けたようなグリルとウインカー。
同年代に風のレンジャーがマイナーチェンジを行いゴールドのシャッターグリルを採用しましたが、この車両も影響を受けたのかゴールドのグリルになってます。


【Hino Ranger 3M 3.5t (P-KM)】
推定年式 1983-1984年


【1963年10月】レンジャーKM300を発表。経済発展と共にトラックは6t、8t、10t積と大型化されていくが、4t以下は2t車しかなく、4t車と2t車の隙間を埋めるべく登場した。
【1964年7月】レンジャーKM300型(標準)とKM320D型(ダンプ)が発売され、同年の暮れに長尺車のKM340型が追加された。
【1966年頃】フロント周辺のデザイン変更とともに乗車定員が2名→3名となる。
【1967年11月】KM300シリーズのマイナーチェンジを行い、約40ヵ所に及ぶ変更とエンジンは90馬力から100馬力アップ。大型ワイパーとウインドウォッシャー等を採用するなど、悪天候時での安全性を高めた。

【1969年1月】レンジャーKL型(4~4.5t積)の発売後もレンジャーKM300シリーズ(3.5~4t積)を併売。
【1969年11月】レンジャーKM300シリーズのモデルチェンジを行う。キャブの全長を55mm延長して居住性を高めるとともに、ドアの開閉を後ろ開きにしたり、強化ガラス、ソフトパッドを採用したり安全性に考慮した。またグリルやウインカーは日野製キャブ統一デザインに変更された。
【1971年4月】レンジャーKM300シリーズのホイールベースを延長するなどの改良を行い、同時にKQシリーズを発売。
【1978年4月】レンジャーKM300シリーズのモデルチェンジを行い、KM500シリーズとして発売。エンジンはDQ100型(110ps)を搭載して動力性能のアップを図った。また、ハイバックシートやサイドミラーの大型化などの安全性を高めている。

【1979年頃】昭和54年排ガス規制に適合する形でK-KM系に改良、ネーミングはレンジャー3Mに変更される。
【1983年頃】昭和58年排ガス規制に対応するP-KM型が発売。グリルにはシルバーの縁取りと、RANGER 3Mのエンブレムが取り付けられた。
【1984年】レンジャーKM/3Mシリーズを20年ぶりにモデルチェンジを行い、ベットレスのデーキャブレンジャー3B型4C型に切り替わる。

絶滅度 ★★★★☆
レア度 ★★★★☆
満足度 ★★★★☆
状態  現役車
撮影地 長野県
撮影日 2011年7月


Ranger KM sleepercab
コメント欄にあったレンジャーKMのスリーパーキャブ仕様です。
1969年からラインナップに加わっていたものの、販売台数の少なさなのか数年で消えてしまいました。
KMシリーズはベッドレスのみという印象がありますが、ベッド付きキャブ、ダブルキャブなんてのもありました。
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| Hino | 14:07 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

絵本ネタで2灯の中期型が、60年代末の福音館刊『りょうちゃんの朝』に登場します。
主人公の幼児が自走陸送中のKMのキャブ付シャシを見て、『食べてしまった魚』と比喩します。
多分、多摩地区でロケハンしたのでしょう。

さてKM300登場時はGVW6〜7tクラスで、ジュピターと真っ向勝負という感じ、フルのGVW8tたるT620とのライバル関係はKLが出てから、という感じですよね。
表記の69年以降のKMは8tクラスのみで7tクラスは無かったのでしょうか?
デイキャブレンジャー以降は『レンジャーFB』として存在したのは知ってます。
いつも教えてもらってばかりですいません。

| 元はとばす | 2011/07/21 23:38 | URI | >> EDIT

この個体は多くのファンの方々が見つけられているようで本当に画像を見ますよね。

今のご時勢、息子のデーキャブレンジャーの初期型でも珍しくなっている中でこのように現役なのは非常に嬉しい限りです!

それとKM/3Mの他に3Cという形式もありましたよね?

| 車大好き兄弟 | 2011/07/22 08:15 | URI |

80年代車とはとても思えないキャビンですね…しかも、チルトしないんでしたっけ?

某牧場にダンプがあるという噂を聞いて2年ほど前に探しに行く予定だったんですが、時間の都合で行けず、そのままだったのを思い出しました。まあ、簡単に行ける距離ではないんですがね…

| EP100 | 2011/07/22 18:49 | URI | >> EDIT

元はとばす様
小さかった頃は絵本をよく読まれてたんでしょうか?ボディレスの姿を『食べてしまった魚』とは面白い表現ですね。

1969年以降の平ボディ仕様の最大積載量とGVWですが、
・KM300(標準)  最大積載量 3.5t GVW 6.6t
・KM340(ロング) 最大積載量 3.5t GVW 6.7t
・KM340(べッド付)最大積載量 3.5t GVW 6.7t
・KM310(標準)  最大積載量 3.5t GVW 6.7t
・KM350(ロング) 最大積載量 3.5t GVW 6.9t
・KM500(標準)  最大積載量 3.5t GVW 6.6t
・K-KM510(3M)  最大積載量 3.5t GVW 6.7t
・P-KM545(3M)  最大積載量 3.5t GVW 6.6t
・P-KM525D(ダンプ)最大積載量 4t GVW 7.4t
とGVWが6t台のクラスで、ダンプ仕様は7t台になります。

KM300から引き継いだボジションをキープし、デーキャブレンジャー4CやレンジャーFBに引き継いだものと思います。

| Route★ZERO | 2011/07/22 19:12 | URI |

車大好き兄弟さま
あっという間にデーキャブレンジャー(初期型)も無くなったように思います、最近はあまり発見しないですね。

レンジャーKMの事をネット上では3Cと書いますが誤記かもしれませんね。デ-キャブレンジャーがエンジンの違いで4Cと3Bがあったから、誤解があったのかもしれません。
(3Cを知らないのは私だけかも・・・)

| Route★ZERO | 2011/07/22 19:21 | URI |

EP100さま
2代目レンジャーKLがチルトキャブ初採用だったので、KMはチルトしないと思います。
エンジンを整備するには室内からアクセスし、シートを外す方法でやっているんでしょうね。

今度目撃したら、キャビン後部のチルトレバーの有無を確認してみます。

2年前の噂だとクルマの入れ替えがあるかも。というのもここ数年で一気に旧車の入れ替えが進んだから・・・

| Route★ZERO | 2011/07/22 19:30 | URI |

絵本はキリスト系幼稚園のため、福音館になります。
山本忠画の『のろまなローラー』『消防自動車じぷた』など幼少期のすり込みが現在の私の嗜好を作り出したのは間違いありません(笑)。
今も5才の次男が私がとってあった当時ものの絵本を読んでます。

さてKMに寝台付があったんですか?
知りませんでした。

またS69以降もダンプ以外は7t未満ばかりですね。
あえて4t積とせず、KLやT620と差別化し独自の立ち位置としたのでしょうか?
フル8t(7.5t以上)になったのはもしかしてP-以降ですか?

| 元はとばす | 2011/07/27 12:57 | URI | >> EDIT

元はとばす様
絵本からこの世界に入られた方なんですね。
私は学研の図鑑「自動車・船」からかもしれません。

KMの発売初期にはスリーパーキャブやダブルキャブなんてのもありましたが、すぐにラインナップから消えたようです。
ベッドレスのイメージが強いのでビックリしますよね。

GVWがフル8tになったのは、1984年以降のデーキャブレンジャー4Cではないでしょうか。

| Route★ZERO | 2011/07/29 19:10 | URI |

トラック界の「サニーエクセレント1400/1600」的「影のある」風情横溢の日野レンジャーKM。
そんなKMも製造期間が20年間と長かったためもあって国内の総登録数は一定量あり、1980年代に至るも「西濃運輸カンガルー便」の紺とベージュのトラックとしてブラックマスクの「レンジャー3M」をちょくちょく目にしたものです。
しかし今世紀に入ってからは現役車はもとより、草ヒロ廃車体でもてっきりKMは見ないですね!
いつかそんな「トラック史上に残る名車」レンジャーKMの4313cc/100psディーゼルエンジンを「ランクル80か現行トヨタFJクルーザー用」の4リッター前後の6気筒ガソリンエンジンにスワップした個体があったら一度目にして見たい上、ハンドルを握ってみたいとも思います―これらトヨタ製6気筒ガソリンエンジンは、案外レンジャーKMのエンジンベイとマッチしたりして.....好奇心をソソられますね!

| 真鍋清 | 2012/12/23 01:00 | URI |

真鍋清さま

西濃運輸のレンジャーKMはよく見た記憶があります。
九州北部の海岸沿いに西濃カラーの廃車体があったのですが、今もあるかな?

中型免許制限いっぱいの4t車が競争激化する時代において、アンダー4tクラスのライバル車が少ない中で長期に渡って販売していたことは立派ですね。

| Route★ZERO | 2013/01/02 14:44 | URI |















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